『池の水ぜんぶ抜く』という番組が面白かった。外来種ジャンボタニシと在来種オオタニシは別物だ。見た目は同じだが当店ではオオタニシを取扱っている。卵で増えるのがジャンボタニシ。子貝を産むのがオオタニシだ。
可愛いミドリガメの成長した姿を知ってもらいたい。至る所で繁殖をし計画的に取り扱いの禁止が進んでいる。いきなり禁止にすると現在飼育をされている個体が逃がされ、更なる被害を呼び起こす可能性があるからだ。数年先を見据えてまずは販売から姿を消すだろう。

さて、通称ゼニガメと呼ばれ販売されている子ガメは一般的にクサガメの赤ちゃんである。ちなみに日本イシガメの子供もゼニガメと呼ばれるがこちはら貴重であり見る機会は少ない。

しかし、近年はクサガメの子供も貴重となってしまった。採集ではなく養殖された個体が流通するのだが生産数が極端に減ってしまったのだ。去年は5月の後半頃には当店からも姿を消していたが、今年はすでに入荷のあてがなくなってしまった。
全国的に次回の入荷は9,10月頃と見られる。その頃やってくる個体は幼く冬眠させることは危険である。ヒーターを準備し暖かく冬を越そう。
ホームセンターは生き物を飼育するうえで、入り口となる事が多い。そのため爬虫類というカテゴリーは必要でありゼニガメは重要な存在であった。
ミドリガメの販売が禁止になる見通しの中、ゼニガメの存在は大きい。