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ピンポンパールの底砂の選び方とは。色と粒のポイントとは。
ピンポンパールの飼育や計画を立てていると『底砂』は何が良いのか…どんな底材が適しているのか迷ってしまいます。
アクアリウムグッズは、日々進歩しており豊富なアイテムで逆に選べなくなる事は良くあります。
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◆良い底材の選び方とは
底材には大きく2通りあります。石素材の『砂利系』と土素材の『ソイル系』です。
『砂利系』は洗って何度も使う事ができますが、大きすぎる粒は残りエサやウンチが隙間に溜まったり、種類が豊富で迷ってしまうデメリットがあります。値段も幅があります。
『ソイル系』は土を焼き固めてあり水質が安定しやすいのが長所ですが、時間が経過したり、金魚がモグモグすると水中を茶色く濁らせる短所があります。
ピンポンパールの飼育を始めたばかりの方は『砂利系』から選ぶのがお勧めです。飼育に慣れて興味がある方は『ソイル系』で飼育してみるのも良いです。
※サンゴ砂は海水魚の飼育に向くので、金魚飼育で底砂に使うのは避けます。ただ、水質調整のために少量入れて使う方もいらっしゃいます。
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◆砂利系の選ぶポイント
まずは敷く量ですが、2〜3cmと薄めで良いです。物足りなかったり、傾斜をつけたい時は後から足すのも良いです。
粒の大きさは、金魚が口に含めるとモグモグして微生物を食べる姿が観察できます。隙間に落ちた残りエサなどの掃除にもなります。
粒の微細な田砂(たずな)でも構いません。化粧砂と呼ばれる類は、粒が微細で水槽が綺麗に見えます。
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◆色で選ぶ
『白色』は使い始めは良いのですが、光を反射するためコケが増えやすく、砂利の溝にコケが入るなど綺麗な白色をキープするのは手間がかかります。また金魚の体色も薄くなる傾向があり、あまりお勧めしていません。
多少の白粒が混ざる『大磯砂』は、そこまで白色のデメリットが無く安価、昔ながら愛用者が多いアイテムです。
その他茶色や黒色は金魚の色味を綺麗に出しやすいため、この辺りも人気があります。さらにバクテリア(水質浄化細菌)の働きを向上する加工がある底砂も、少し高価ですが選ぶ方も多いアイテムです。
底材は水槽のイメージを大きく変えるパーツでもあります。自分の好みを忘れずに、選んで楽しみましょう。
もし合わなかったり、見飽きた時は変えれば良いのですから。
ではでは(^^)