【金魚】フィルターって難しい?初心者向けの簡単なのは?【飼い方】
アクアリウムを始めると、無くてはならないのが器材の存在です。主にはフィルターの取り扱いに苦戦するという場合もあります。とくに最近はシニア世代でアクアリウムを始める方も多いので、この様な問い合わせがございました。
『簡単なフィルターはどれなのか?』
『難しくて初心者が避けるべきなのは?』
◆初心者向け 投げ込み式フィルター』
フィルターはさまざまかタイプがあり『〇〇式フィルター』と言われただけで、頭が混乱してしまう方もいます。誰にでも得意不得意はあるものですね。
まず、初心者には、『投げ込み式フィルター』が良いです。ポンプをコンセントへ刺して、チューブでフィルターと繋ぐだけなので、一番簡単な仕組みです。
ろ過能力は高いわけではありませんが、スタンダードな浄化能力は備えており、流通量も多いのでホームセンターでも手に入るのもありがたいポイントです。1ヶ月に1度のペースで中身のマットを交換するのが基本的なメンテナンスで取り扱いやすいです。
また、スポンジフィルターも同じ原理で使えます。こちらは、ろ過能力が上がってくるまで時間がかかる事があります。迷ったなら『投げ込み式』からスタートすると良いでしょう。
◆外掛けフィルター、上部フィルター
こちらも、簡単なフィルターに含まれます。しかし、パイプの接続部分や、パーツの数はそれなりに増えてしまいます。
掃除するときに分解すると一苦労する方もいますが、多少のプラモデルなどの経験があれば、落ち着いて組み立てれば大丈夫です。
外掛けフィルターは『投げ込み式』とろ過能力は同じくらい。また上部フィルターはろ過能力の高いフィルターになります。
↑外掛フィルター
↑上部フィルター
◆難しいフィルター?外部と底面とは
外部式フィルターは高価で高性能の人気フィルターですが、パーツの数は圧倒的に多いです。器材が苦手という方は避けておくと無難です。しかし変え難い面(ろ過能力、静音、デザイン)もあるので、メリットデメリットを踏まえて購入を考慮するのは良いです。
↑ 底面式フィルターは、仕組みははじめにお勧めした『投げ込み式フィルター』と仕組みが似ていますが、底砂の下にフィルターを敷き込むため、トラブルがあった時には底材を全て取り除く手間のリスクがあります。
そのような『メンテナンスは好きだから苦にならない』という方には底面式フィルターも良い物です。
また、下記のような『投げ込み式』と『底面式』を合わせたようなモデルもあります。こちらも簡単ですが、使う底材やろ材選びが分からない方は、お店で相談するか『投げ込み式』にしておくと良いでしょう。
簡単にスタートして、徐々に慣れていけば機材類にこだわりも出てきます。愉しみましょう。
ではでは(^^)