【金魚】龍鱗らんちゅう【薩摩養魚場】

龍鱗(りゅうりん)らんちゅうは、11枚の鱗が大きなのが特徴で、中国産ドラゴンスケールランチュウの日本版と言った印象です。

こちらは薩摩養魚場さんからのリリースで、販売価格帯が、かなりお手頃になっています。『123万のドラゴンは高価だったが、¥5000前後で手に入る本種なら手が出せるぞ』というファンも多いはずです。

体型の整い方や鱗のバランス(鱗が小さく枚数が多いなど)や、身体の大きさなどで販売価格も変動します。個体差もありますが中国産ドラゴンスケールランチュウのほうがウロコの枚数が少なく1枚1枚が大きく立派に見えます、国産の龍鱗らんちゅうの方がウロコの枚数は多く1枚が小ぶりです。

ちなみに中国産は『ランチュウ』とカタカナで表記し、『らんちゅう』と日本語なのが国産で、『らんちう』と書くのは品評会系という傾向がありますが、厳密なルールではありません。

最近では『桜頂点眼』が新品種として話題となりましたが、こちらの龍鱗らんちゅうの方が先に広まりそうな予感です。

2019年末にやってきた個体と比べてみました。

↑大きな個体が中国産のドラゴンスケールランチュウです。

 

 

◆入荷後の初期飼育レポート

水合わせも順調に完了しました。絶好調で元気に泳いでいるのは、さすがの薩摩産の安定感です。

背中の作りが気になりますが、代名詞のウロコは普通鱗とくらべて大きく、今後の成長も楽しみです。

飼育は一般的な金魚に順次ます。普通のらんちゅうと同じで構いません。水温も常温飼育できますが、ウチは水温変化を抑えるために加温してあります。

混泳する際には丸物同士で合わせるのが失敗の少ない方法です。あまりにも体格差があると小さな個体が弱ってしまうことがあるので注意しましょう。

 

 

◆通販を含めた販売や価格帯とは

入手難易度…Aクラス

次第に流通量は増えていますが、まだまだ見かける機会は少ないです。

販売価格帯は1¥2000~¥6000で個体の大きさや、表現の整い具合によって変わります。

通販でも少ないです。また、個体にこだわりがあると実物を見れないのは不安材料。なるべく信頼のおけるショップから購入するようにします。

 

まだまだ実物を見る機会が少ない貴重な金魚ですね。

ではでは(^^)