◆久しぶりのエンゼルフィッシュ

最近アクアリウムを始める方も増えており、熱帯魚のなかで人気上位にくるのがエンゼルフィッシュです。

グッピーやプラティ、ネオンテトラと言った小型の魚とは異なり、スマホと同じくらいの大きさ、10cmほどに成長する中型魚です。

お家の水槽ではメインを飾る存在になるため、飼育検討する方は多い存在です。

【目次】

・飼育は簡単?難しいポイントとは

・水の汚れに注意する

・ケンカの厳しさを知る

 

 

◆飼育の難しさとは?

エンゼルフィッシュの飼育は比較的簡単ですが失敗に繋がりやすいのは水の汚れとケンカです。

飼育環境に慣れると強健な存在で、長く飼育を楽しめます。うまく育てれば5年以上は生きてくれます。

長く育てる事でヒレが長く伸び、独特のシルエットがより美しくなります。水槽が広くスペースがあればより大きく、そこまでゆとりが無ければMAXサイズまでは大きくならずに、それなりで止まります。

この大きさにこだわり出すと、アルタムエンゼルという最高峰のエンゼルフィッシュに辿り着きます。初心者には敷居が高いですが魅力的な熱帯魚です。

 

 

 

◆水の汚れに注意する

購入する際には、幼いエンゼルフィッシュは水の汚れに弱さを見せます。やはり小さく安く可愛らしく、流通量も多いので、多くのアクアリリストの通り道です。

水槽が新しくてバクテリアが少ない場合や、給餌トラブル(エサのあげすぎ、食べない食べ残しなど)などアンモニアの発生や水中に不純物が溢れるとコロッと死んでしまう事があります。

水量にゆとりを持った生体の数や、定期的な水換え、バクテリア補充など出来ることから水質悪化に気を配りましょう。

エンゼルフィッシュ自体は体力もあるお魚なので、白点病などからは治りやすいです。日々の管理で土台となる体力をしっかりつけてあげましょう。

 

 

 

ケンカの厳しさを知る

多くのエンゼルフィッシュはブリード(養殖)個体ですが、野生の本能も残っています。群れで活動しますが強い個体、弱い個体が出てきます。

心配な方は1匹で飼うのも選択肢です。2匹は少しでも気に入らないと最悪の結末になります。できれば5匹以上いるとケンカは分散します。

しかし次に起こる問題がペアリングです。エンゼルフィッシュはオスとメスのペアになりやすく(外見からのオスメス判断は困難)産卵行動へも移りやすいです。

そうなると、卵を産む場所を守るため他の個体を攻撃します。こういうパターンのケンカも起こるためセパレーター(仕切り板=¥1000くらい)も販売されるので、知っておいて損はないです。

という思いも込めた、久しぶりのエンゼルフィッシュ入荷レポートでした。1度は飼いたいですよね。

ではでは(^^)