◆レインボースネークヘッドの飼育や通販を含めた販売や価格帯とは【Channa bleheri】
日本の雷魚(らいぎょ)とは一変して、とても美しく小型で人気のスネークヘッドです。同種間でもケンカが少なく(全くしない訳ではない)混泳がしやすい貴重な存在で飼育に興味があるアクアリストも多いお魚です。外国のお魚なので水温管理は必要です。(インド北東部・アッサム地方)
その名の通り鮮やかな色彩を持つのも特徴で、コンディションが良く繁殖モードになった個体は絶品となります。浮き出てくる赤色が良いアクセントになります。
飼育の際は高水温は苦手なため、夏場の管理は一つのポイントになります。
◆入荷後の初期飼育レポート
袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。5匹の混泳で飼育します。隠れ家は多めです。
体格差も1cmくらいあり、痩せている個体も混ざっていたのでバランスが悪そうならば速やかに移動しますが、今のところ大丈夫です。
エサは『冷凍赤虫』『乾燥クリル』を主に与えており、食いつきも良好です。もっと慣れてくると更に肝っ玉の座った態度で楽しませてくれます。
忘れてはならないのが『飛び出し防止対策』です。水槽に移した瞬間からスキあらば飛び出します。元気な証拠かもしれませんがウールマットを詰めたり、細長い身体が通過してしまう穴は全て防ぎましょう。
混泳は体格差に注意して、攻撃性の低い魚であれば可能です。しかし組み合わせのバランスは複雑なのでまずは単独もしくは同種のみで飼育すると失敗は減ります。
【飼育環境データ】
水温 26℃
水質 酸性〜弱酸性
塩分濃度調整なし
底砂 ソイル
エサ 冷凍赤虫・乾燥クリル
※あくまで飼育の一例です。上記環境でなくとも飼育はできますのでご参考までにどうぞ。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
レインボースネークヘッド
入手難易度…A〜Bクラス
比較的入手しやすい存在となったが、一般種とまではいきません。ホームセンターでは見かける機会は少なく、専門店でも取り扱っていないショップも意外とあります。また流通のタイミングを逃しオフシーズンになると数ヶ月見かけなくなります。
販売価格帯は10cm以下の個体ならば¥2000前後で流通し、大きくなるほど高価になります。
近くの店舗では取り扱っていないという方は、通販を利用すると入手しやすくなります。移動時の高水温には弱いため信頼できるショップから購入しましょう。
もしかしたらお魚よりもお店探しの方が迷ってしまうかもしれませんが、こちらの場合は1店舗見つかればリピートできるのは安心ですね。
ではでは(^^)
※2020年6月号のアクアライフにてスネークヘッド特集もあり、着実に気にしているアクアリストは増えています。
興味がある方は要チェックです。
※本種も掲載されています。
※スネヘのバイブルとしてお勧めです。