【スネークヘッド】チャンナ・アンドラオ（Channa andrao）飼育や繁殖、通販を含めた販売や価格帯とは。【別名】ニューレインボースネークヘッド，ブルーレインボースネークヘッド
『チャンナ・アンドラオ』こと『ニューレインボースネークヘッド』は人気の小型スネークヘッドです。
本種は『レインボースネークヘッド』よりも小型で背鰭や尾鰭に模様が入らないことが特徴です。やや攻撃性が強く気を使う面を除けば飼育環境の適応力も高く飼いやすいスネークヘッドです。
上手く混泳ができれば繁殖も狙える存在なので、魅力の詰まった存在です。
◆呼び名が混乱する？
今回ご紹介している『チャンナ・アンドラオ』は『ニューレインボースネーク』や『ブルーレインボースネークヘッド』
通りの名前での流通が多く、さらには『レインボースネークヘッド』という人気品種が別におり、見た目の酷似します。
『レインボースネークヘッド』【別種】
『ニューレインボースネークヘッド』《本種》
『ブルーレインボースネークヘッド』《本種》
混乱する部分も見られますので『アンドラオ』での認識も広まるかもしれません。
◆入荷後の初期飼育レポート
袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。
アンドラオ5匹の混泳水槽です。小競り合いは日常的になってしまうので流木を多く入れ隠れ家は多く準備しました。
水温の適正範囲も広めなので飼育しやすく、混泳にも環境的な問題はクリアしやすいです。問題は攻撃性があるところです。体格は10cm〜15cmとそこまで大きくはないのでパワーバランスをとれれば混泳可能です。
簡単とは言い難いですが、セパレーターや避難先を用意してよく観察をしていればチャレンジできます。
同様にうまく同種混泳を保てれば、繁殖も狙える魅力的なスネークヘッドです。本種はベタのように泡巣（あわす）を作るタイプになります。
【飼育環境データ】
水質 酸性〜弱酸性
水温 26°
塩分濃度調整0.3%
底材 ソイル
エサ 冷凍赤虫、乾燥クリル
※上記環境に同一させなくても飼育は可能です。一例としてご参考までにどうぞ。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
入手難易度…Bクラス
定期的に流通する人気スネークヘッドです。お値段の敷居も高くはなく、1匹¥2000前後が目安です。個体の大きさによっても変化します。
深傷をおっている個体や、元気の無さそうな個体の購入は避けます。肝っ玉のあるタイプなので飼育環境に慣れればエサを欲しがるリアクションもしてくれます。
通販でも見かける機会は多いので信頼できるショップから購入します。欲しい時に必ずいる訳ではありませんが、焦らずに飼育環境を整えて購入しましょう。
ではでは(^^)
※2020年6月号のアクアライフにてスネークヘッド特集もあり、着実に気にしているアクアリストは増えています。
興味がある方は要チェックです。
※本種も掲載されています。
※スネヘのバイブルとしてお勧めです。
