【初心者】にもお勧めの金魚パート④オランダ・東錦(アズマニシキ)・丹頂【飼育ポイント】
◆オランダ獅子頭(ししがしら)
金魚の中でも代表的な品種で、頭部に肉腫と呼ばれるボコボコがあるのが特徴の丸物金魚です。オランダを軸とした改良品種はとくに豊富で人気の高さが伺えます。
丸物の混泳水槽を始めるときに「琉金や出目金では見慣れた印象…」という方にお勧め。カラーバリエーションも豊富でホームセンターでも見かけるほど流通も多く手に入れやすい。
やはり長物との混泳は避けておくのが無難ですが、飼育に慣れた方は混泳可能です。
【混泳】
一緒に飼うのは『丸物=まるもの』同士の相性が良いです。琉金、出目金、らんちゅうなど。
『長物=ながもの』と呼ばれる和金、コメット、朱文金には突かれてしまうことがあるので混泳する時は気をつけてください。
【飼育】
琉金は基本的に飼いやすく丈夫な金魚です。水合わせは丁寧な行い、塩分濃度調整の有効性も把握して起きましょう。
とくに飼い初めはエサをあげ過ぎてしまい、水を汚すので気をつけます。
【大きさ】
広い環境で育てると20cm程の個体を見かけますが、お家の水槽であれば、スペースに合わせて大きくなるのも止まります。
※ジャンボオランダという品種は、40cmと錦鯉の様に巨大化するオランダ獅子頭の仲間がいます。
【寿命】
水槽飼育下では7年ほどが目安です。上手く飼育出来ればもっと長生きします。
◆東錦(あずまにしき)
赤白黒3色持ちのオランダ系統の金魚で人気も高い。国産も流通するが輸入された個体も可愛らしく手軽な価格帯なのはこちら。
『朱文金』『キャリコ』も含めて3色と表現していますが、『透明』『鏡』のウロコも持ち合わせるため5色とも言えます。
ランダムで『透明ウロコ』が載ることで独特の色合いをだし、薄い黒色の部位を『浅黄=あさぎ』『青色』と表現するとこも。
東錦から黒色を抜いた品種は『桜東錦=さくらあずまにしき』とこちらも人気。
その他飼育法などオランダ獅子頭に準じます。
◆丹頂(たんちょう)
こちらも東錦体型の人気品種。丹頂鶴を模したデザインは縁起も良く好まれています。赤色はより濃く、白色もしっかりと白い個体はメリハリがでて美しさが増します。
頭部の赤色も個体によっては染まる範囲が異なるので、こだわりのある方は選ぶポイントに。混泳させても目立ちますが、丹頂をたくさん泳がせても統一感が美しいです。
その他飼育や大きさなどオランダ獅子頭に準じます。
彩り豊かなオランダ系統は、ついつい混泳過多してしまうケースがあります。水槽に合った数を意識しましょう。
「それでも増やしたい…」という時には、フィルターやバクテリアを増やすことで改善が図れるかもしれませんね。
ではでは(^^)
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