【初心者】にもお勧めの金魚パート③琉金・キャリコ・出目金【飼育ポイント】

◆琉金(りゅうきん)

全身が赤い個体を素赤(すあか)、紅白を更紗(さらさ)と呼び分けます。更紗の方が少しだけ珍しく高価です。

小さな個体は数百円と安価で販売されておりますが、大きく育った個体の見応えは侮れません。

【混泳】

一緒に飼うのは『丸物=まるもの』同士の相性が良いです。出目金、オランダ、らんちゅうなど。

『長物=ながもの』と呼ばれる和金、コメット、朱文金には突かれてしまうことがあるので混泳する時は気をつけてください。

【飼育】

琉金は基本的に飼いやすく丈夫な金魚です。水合わせは丁寧な行い、塩分濃度調整の有効性も把握して起きましょう。 

とくに飼い初めはエサをあげ過ぎてしまい、水を汚すので気をつけます。

【大きさ】

広い環境で育てると20cm程の個体を見かけますが、お家の水槽であれば、スペースに合わせて大きくなるのも止まります。

【寿命】

水槽飼育下では7年ほどが目安です。

 

 

◆キャリコ

赤白黒3色持ちの琉金と言ったところです。混泳、飼育などなど琉金に準じます。色の入り方で別種のように印象が変わります。

オランダ獅子頭に似ていますが、顔がキャリコは頭部がシャープですっとしたい印象なのに対して、東錦は肉腫という凹凸が出てくるため丸っこいシルエットになります。どちらも人気ですし一緒にも飼育できます。

腹部に白色が入る個体は3色のバランスが整いやすく、迷ったときは目印にするのも良いです。

 

 

 

◆出目金(でめきん)

金魚すくいでも人気のキャラクター。しかし一緒に泳いでいる小赤とはけして相性が良くはありません。出目金も飼育もろもろ琉金に準じます。

左右の目の大きさや、バランスに個体差があり、こだわりのある方はその部分を見て選ぶと良いでしょう。

出目金は黒色の印象が強いですが、赤出目金や白出目金、キャリコ出目金などカラーバリエーションは豊富で人気です。

また出目金のヒレを大きく改良した『蝶尾=ちょうび』も人気で同様に色違いもおります。こちらの蝶尾は出目金よりも泳ぎがゆっくりしているので、混泳にはさらに気をつけて組み合わせます。

 

丸物は品種のバリエーションも豊富なので、自分選んだ金魚たちで混泳したくなります。

ではでは(^^)

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