【初心者】にもお勧めの金魚パート②コメット・朱文金・桜コメット・レモンコメット【飼育ポイント】

もし「丈夫な金魚は何ですか?」と聞かれたら名前が出てくるのがコメットたちです。おすすめの4品種をご紹介します。

 

◆コメット

金魚の中でも特に丈夫な品種で、『何を飼おうか迷った時』は初心者にお勧めの金魚。小赤や朱文金など『長物同士』の混泳が良い組み合わせです。琉金や出目金と言った丸物と一緒に飼うと突くことがあります。

赤と白の模様は個性があり、赤色の面積が多い『赤勝ち=あかがち』や、白色の面積が多い『白勝ち=しろがち』と金魚の世界で呼ばれます。

ヒレが伸びるのがコメットの特徴ですが、その中でも長い子、短い子が居るのでこだわりがある方は、初めから長めの個体を選びます。

 

【大きさ】

池など広い環境で飼育すると30cm近くまで巨大化しますが、水槽であれば20cmほどで大きくなるのが止まります。エサをたくさん与えた方が大型化しやすくなるので、小型水槽の場合などは量を調節しましょう。

【寿命】

寿命は10年以上と言われますが、はじめての金魚飼育であったり、機材トラブルも起こるので7年以上飼育できている方はかなり少数です。

 

◆朱文金(しゅぶんきん)

赤白黒の3色が特徴の金魚です。コメット同様にヒレが伸び、その長さには個体差もあります。大きく育った個体はみごとで錦鯉かと思われることも。

色の表現が豊かなので、赤勝ち白勝ちは別種の金魚のように見えます。朱文金のヒレを更に大きく改良された品種は『ブリストル朱文金』と言い大変見応えもあります。

混泳や大きさ寿命など、コメットに準じて飼育しやすい品種ですので、はじめて飼う金魚にもピッタリです。

◆志村養魚場産ブリストル朱文金は健康的で美しい。9月からの水温管理の注意点とは。

 

 

※写真はイメージです。

◆桜コメット

朱文金から黒色を抜いた様な色彩が美しい金魚です。コメットに似ていますが透明なウロコを持つため、赤色が優しく見える部分があり、光をよく反射する鏡のようなウロコも混ざり魅力的に。

また真っ黒い眼(白目の部分がない)の個体も混ざります。これも透明ウロコの影響です。

やはり丈夫で飼育や大きさ、寿命もコメット、朱文金に準じます。若干桜コメットの方が高価です。

◆桜づくしの魚たち。桜黄金、桜錦、桜東錦、桜コメット、桜和金。

 

◆レモンコメット

まるで熱帯魚のように鮮やかな黄色が目を惹く金魚です。人気のある品種で混泳でも存在感があり目立ちます。

コメットと名前が付きますが、尾ビレが長いタイプ、短いタイプが混ざって流通しますのでこだわりがある方は選ぶときに注意します。まれに身体が短いショートボディ体型や、白色が混ざるレモン更紗などいるので、気になる方は見つけて時に手に入れておきましょう。

やはり丈夫で飼育や大きさ、寿命もコメット、朱文金に準じます。こちらもコメット朱文金よりも高価です。

◆『レモンコメット』と『ゴールデンコメット』の違い。飼い方や素朴な疑問・・・『スケルトンレモンコメット』も?!

 

金魚すくいの金魚こと小赤と混泳させるのは、琉金や出目金ではなくコメットなど長物の方が良い組み合わせです。

ではでは(^^)

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