『らんちう』という文化

大阪で開かれた『らんちう全国大会』を見てきました。

私は『東北愛蘭会』に所属していますが、出せるような立派な魚は持っていません。

マツモト会長、事務局長の2名が出陣です。

(宮城、福島から金魚と一緒に12時間くらいかかったそうです。熱量。)

品評会で入賞すれば、今年始動の『東北愛蘭会』の名前がより愛好家に届くことになります。

どのような結果だったのでしょうか…。

 

 

地方よりも、硬い採点?!

大人が本気で育てている金魚は、オーラというか、サイズが違います。

片手から溢れる1歳児たち。w

200匹程は集まっていました。

 

↑受付でらんちうを預けます。

 

↑個体は写真付きでエントリー。

 

 

ばんばん得点ごとに振り分けられる金魚たち・・・

17点以下の入れ物に、どんどん金魚が増えていきます。

 

審査員が6名、持ち点が各自5点(5点が最高評価☆)

つまり、1人3点平均で18点ということです。

なかなか厳しい審査でした。

 

 

審査員も審査対象?!張り出される採点結果。

上位のらんちうは、最後にどの審査員が、どのように採点したのかまで発表されます。

一人だけ採点具合がズレてしまうと、その人の審査基準が疑われます。

これは審査員も身が引き締まりますね。

 

そもそも上位に残った金魚ですから、甲乙つけがたい部分もあります。

趣味なのに、人にも金魚にも厳しい世界です。

 

 

東北愛蘭会勢は…?

審査は年齢別に3カテゴリーに分けられます。

『当歳』(今年産まれた子)

『弐歳』

『親魚』

上位入賞すると、1匹ずつ桶に入れられます。

 

 

順位は相撲番付で示されます。

200匹程がエントリーした熾烈な『当歳』クラスでは、事務局長が健闘です。

西前頭十五(46位)

 

西前頭九(34位)

 

マツモト会長は・・・

二歳の部

行司一(12位)

 

東関脇(6位)

全国6位・・・

爪跡は残せたでしょうか!

 

 

まだまだ?同世代とかいない会場。

趣味の世界ですが、50〜60歳の先輩方がご活躍、80歳も現役です。

息の長い趣味ですが、どこか関わり辛く30代とか若い世代はレアキャラでした。

インスタ配信は・・・リアクション少なかった。

スマホ世代がこの趣味に入りだすのはこれからでしょーか。

入りやすい環境を用意しておきたいものです!

布石にしていきましょう。