◆似てて気になる赤べっ甲とドイツ赤べっ甲。水槽飼育する人気の錦鯉たち。
赤と黒2色のインパクトがある赤べっ甲(あかべっこう)は、水槽飼育の混泳でも存在感があり、人気の錦鯉です。
配色のパターンも豊富で、バランスよく全身にばらける個体やヒゲ模様だったり個体同士の印象も違いがあります。
錦鯉御三家(紅白、大正三色、昭和三色)に続くメジャーな存在の1つであり、お馴染みの品種ですね。
ドイツ赤べっ甲になると鱗がランダムで出現するため赤色と黒色の境目が綺麗であったり、大判鱗が作り出す模様に個性がでたりと、好みが分かれますが注目です。
上見する池とは違い、水槽で横から眺める横見が主の場合には、印象もだいぶ変わり見逃せないですね。
どちらも三色持ちの錦鯉や、単色の錦鯉と混泳させても色味の相性はよいので人気があります。
◆入荷後の飼育管理
錦鯉は丈夫な魚ですが、まだまだ幼い個体なので水合わせもしっかり行います。水槽に袋を浮かべて3cmほどハサミで切り込みを入れて飼育水と水槽の水が混ざるように。1時間ほど経過したら袋の水ごと水槽へ放ちます。
エサはなんでもよく食べますので、口の大きさをみて、食べやすい大きさの粒を与えます。浮上用、沈下用どちらもよく食べます。
与えすぎは水質を悪化させるので、3分程で食べ切る量を調整しましょう。
↑ウロコがしっかり確認できるのが赤べっ甲。左のウロコが見えないのがドイツタイプです。
水温23℃
水質 中性
塩分濃度調整0.3%
エサ 錦鯉フード、冷凍赤虫
底材 ソイル
入荷後、コンディションの違和感を感じるようならば、すぐに塩分濃度調整を行いましょう。
◆通販を含めた流通と販売価格とは
通販で検索すれば、ある程度見つかりますが個体選択ができない事が多く、デメリットになります。
ホームセンターのジョイフル本田さんなど、大きめなアクアリウムコーナーを有するお店では、このサイズの錦鯉を多種取り扱っていたりするので、自力で見たい方は足を運んでみる候補です。
その他、家のそばに大きめな熱帯魚ショップや錦鯉を多く取り扱っているホームセンターや小売する錦鯉屋さんがあれば見に行ってみると良いでしょう。