◆【続・写真付き】寄生虫(ウオジラミ・チョウ虫)の駆除方法。薬投与のその後の治療とは

 

◆前回のあらすじ

寄生虫を発見したため、速やかに目に見える大きさの虫をピンセットを使い取り除きました。

金魚を傷めないように、柔らかいアミを使用し水を張った桶にて切除しました。

その後、水槽へはリフィッシュを濃いめに投与し、塩分濃度を0.3%へ調整。

ウオジラミやイカリムシなどの寄生虫は、一度の薬浴では完治しないことが多く、やはり今回も

↓前回記事はこちらです。

◆【写真付き】桜琉金に寄生したチョウ虫を駆除!金魚を傷めないで取り除く方法とは。

※桜琉金と桜東錦の混泳水槽なので、写真には2種類が使われております。

 

 

 

 

◆まだまだ現れる寄生虫

↑尾の付け根に1匹発見しました。

薬を投与してから数日間、しっかりと観察を行っていると、どこかに隠れていたウオジラミの成虫が姿を表しました。

ウオジラミの成虫は、魚に寄生している意外にも砂の中などへ身を潜めているようです。

また、基本的には魚にくっ付いたままですが、アミですくうタイミングなどで宿主(金魚)から離れて逃げるような姿も見られます。

完治までもう一息なので、ここ数日は観察する時間を増やして、治療に専念します。

 

 

 

◆およそ34日で薬はリセット

薬剤の効果はおよそ34日ほどになります。

そのため、1/2程の水換えを行い、ふたたびリフィッシュの濃いめ投与を行いました。

この際に体力の落ちてしまった個体などは亡くなってしまうこともありますが、ダラダラと治療を続けていても亡くなる個体は出てきます。

このような治療法は、人により異なり、状況によっても変化するものです。

一つのご参考までにどうぞ。

 

 

 

◆薬の効き方とは?

薬の成分は、成虫は効果がおよばず、目に見えないウオジラミの幼虫を殺虫してくれています。

そのため、薬を入れたからといって、成虫を放置しても治療にはなりません。

手で駆除しながら、薬も投与することで治療が完成します。

焦らずに行えば、治るトラブルですので、しっかり対応しましょう。

ではでは(^^)