◆ざっくり『金魚お値段』とは?品種・産地・大きさで変わる販売価格とは。
◆最安値はやっぱり『金魚すくい』の金魚
【およそ1匹¥50円】
流通量最大の金魚と言えば、お馴染みの金魚すくいの金魚です。お祭りやホームセンター、熱帯魚ショップなど見かける機会も1番多い品種です。
和金(わきん)と呼ばれる品種ですが、4cmほどの小さな個体は『子赤=こあか』と呼ばれて販売されます。
「はじめてだから、金魚飼育のスタートに…」
「屋外のボウフラ対策に…」
など昔から身近な存在の金魚となっています。
◆金魚を代表する4品種として、・コメット・朱文金・琉金・出目金
【およそ1匹¥300〜¥400】
子赤に次いで販売価格がお手頃なのはこの4品種です。流通量も多く販売価格も安価で、しかも飼いやすいです。
和金体型でヒレが伸びるコメット、朱文金(しゅぶんきん)は、強健種としても知られ、育成しやすく人気です。
琉金(りゅうきん)、出目金(でめきん)は、丸型体型の代表種で、金魚すくいの中に混ざっているのもこの辺りです。
◆ちょっとだけ高価になる基本的な存在とは?オランダ・蘭鋳
【およそ¥500〜¥800】
先ほどの4品種に、もう数百円プラスすると、オランダ獅子頭(ししがしら)や蘭鋳(らんちゅう)という品種が手に入るようになります。
こちらも丸型体型の代表種であり、育成方法も普通の金魚に準じますが、丸型体型と和金体型の相性は悪いため、どちらかに絞って飼育することがオススメです。
それぞれ、丸型体型同士と和金体型同士の混泳は水槽が華やかになり見応えがあります。
◆大きくなるほど高価になる。
お値段変化の流れとして、個体が大きいほど高価になっていきます。
およその価格帯も『SMサイズ』として扱われあるものを参考にしています。
同じ金魚でもMサイズ、Lサイズ、LLサイズと大きくなるごとに高価になります。
これは大きく育てていく過程で、個体が選別されていくことで、より美しき綺麗な個体が残ることや、育成コストなどの影響になります。
◆外国産金魚と国産金魚のちがい
↑国産
↑外国産
ざっくりと、外国産金魚は大きくても安価になりますが体型などは大味なところがあります。
比べて国産は、普通の大きさで体型などのバラつきも抑えられおり整っている印象です。
外国産の見逃せないところは、大きくて整った個体が安価で流通するところです。波がありますが、お店へ足を運ぶ楽しみともなっています。
◆安定高品質?の国内ブランド金魚たち
また1つ違いがあるのが、『〇〇養魚場』『〇〇産』など表記のある金魚です。体型や色彩など一定のクオリティーからブランド化している金魚がいます。
やはり同じ国産金魚で比べても、さらに数百円プラスされますが、ファンになってしまう人もいるほどなので侮れません!
薩摩産、飯田産、志村養魚場など、見かける機会があれば、気になり始めるかもしれません。
◆バリエーションを手に入れる?!
ざっくりとですが…コメット、琉金、出目金、オランダ獅子頭、蘭鋳と基本的な品種から改良が重ねられ多くの魅力的な品種が誕生しています。
ピンポンパールなど、象徴するような人気ですし、だるま琉金、蝶尾(ちょうび)、ジャンボオランダ、江戸錦(えどにしき)などなど。
飼育経験を重ねながら、好きな金魚を集めるというのも金魚飼育の魅力です。模様や体型など自分好みを探してみてはいかがでしょうか?!
趣味の世界ですので、楽しみ方は千差万別。自分の気に入った金魚を飼えば良いのです。
ではでは(^^)