まとめて入荷した飯田丹頂が不調になってしまいました。

普段よりも多めの入荷で水槽に対しての金魚の数が多かったのは失敗だったように思います。水合わせ後の水換えもタイミングが遅かったです。数が多めに入っているパッキング袋はいつもよりも汚れているものですね・・・

 

◆水合わせは1時間しています。

生体(魚やエビ)を導入するときは『水合わせ』をしっかり行うことは重要です。生体にとって水質の変化はとても重要です。いきなりジャポンっといてれしまうと水温・水質お急変がおこり1週間以内に異変が起こりますのでご注意を。

今回は水合わせはしっかり行えましたが、そのあとの管理面で調整ミスした実感があります。最小限の被害に抑えられるように頑張ります。

 

◆不調のサインはいち早く発見出来ると良い!

よく写真を見ると水面に『アワ』が浮いています。普通の泡と異なるのは『なかなか破裂せずに蓄積します』泡の粒も細かいのも嫌な特徴・・・この泡が残るのは水の状態が悪いサインですのでご参考にどうぞ。

各鰭を閉じるのは『分かりやすい不調のサイン』です。

エラの動きや、体色の艶がなくなるといった違いは分かりづらいもので、あるていどの慣れや経験が必要です。鰭をずっと閉じていたり、しょっちゅう閉じてしまうのは不調のサインです。元気な金魚はしっかりと鰭を広げて泳ぎます。時々閉じることはありますが、すぐにピンっと張りますので観察しておくと良いでしょう。

このまま放置すると弱い個体からお亡くなりになってしまうことも・・・

そんな時に欠かせないのは『塩』ですね。

そして、殺菌効果のある『リフィッシュ』を投与しました。

最近は原料不足で、身の回りでは魚病薬が入手しずらくなってしまいました。主に寄生虫に使う薬ですが細菌にたいする殺菌効果があるので重宝します。リフィッシュ0.5gで約100ℓぶんなのですが、今回は0.5gで50ℓ計算でしっかり目に投与して経過を見ます。

『金魚→ドジョウ』のような関係よりも『金魚→金魚』というふうに同種間では病気が移りやすいのも知っておくと良いでしょう。多頭飼育で1匹が調子を崩したら、次々と不調に落ちってしまいます。そんなときは早期発見して早期治療が良い判断となります。

被害は最小限に!ではでは(^^)