◆お魚の亡骸は、他のお魚が食べて問題はないのか?エビや貝に食べさせて良いのか?!素朴な疑問。

↑不調なレモンコメット・・・

 

↑よくいなくなってしまうネオンテトラは気づかないうちに分解されているのかも・・・

 

金魚や熱帯魚を飼育していて、生体を1匹も殺さない人はいません。

とくに小さなネオンテトラやメダカのような個体というのは体力的に幼かったり、免疫力的に弱かったりしますね。すると、いつの間にかお亡くなりになった個体は、他の魚につつかれていたり、エビや貝がお掃除している場面を目にすることがあります。

お掃除屋さんであるヤマトヌマエビやミナミヌマエビ、タニシやその他貝類は、こぞって集まり分解者としての仕事を全うしてくれます。自然界ではこのように土に帰っているのでしょう。

しかし!

私たちが飼育管理する水槽内では、お魚がお亡くなりになった時点からアンモニアという生体にとって毒素となる物質も発生します。つまり水は汚れてしまうんですね。

さらに・・・お亡くなりになった原因が病気によるものであると、亡骸に近づく個体にも病気がうつってしまう危険性も上がります。

そのため、『亡骸は速やかに取り除く』というのがオススメとなります。とくに少し大きな身体の亡骸は綺麗に食べ切られる事もなく、病気ノリスク、鑑賞価値も低下します。

熱帯魚ショップなどで、1匹でも亡骸がいるととても目に付いた記憶がある人も多いのではないでしょうか。やはり心良いものでもありませんよね。

 

 

 

お魚の亡骸を見つけたら、『なぜ亡骸になってしまったのか?』気に留めておくと良いでしょう。

言葉を喋らない生き物は、身をていしてサインを発している可能性があります。

水温がおかしくないか?

水換えのタイミングややり方は適切か?

エサは与えすぎていないか?

お魚の組み合わせに問題はないか?

などなど、なぜ死んでしまったのか自分なりにも調べてみると、新しい発見もあります。機会があれば店員さんに聴いてみるのも良いでしょう。

ちょっとしたきっかけで原因が見つかることは少なくありません。やはり死なさない事はできなくても、なるべくは死なせたくないものです!長寿フィッシュ目指します!

ではでは(^^)