◆ビンで飼育するベタにピッタリな水草とは?アマゾンフロッグピットをオススメしない訳とは。アヌビアスやフェイク水草など。

 

◆Suisakuベタのおやすみリーフ

こちら、フェイク水草(ニセモノの水草)です。枯れる心配がありませんし、邪魔な時は取り出して置いておくことも出来ます。

ベタは葉っぱに寄り添って休む習性がありますので、商品名どおり葉の上で休む姿を見ることができます。

近くのホームセンターでも販売されていることが多いので、入手しやすいのも嬉しいですね。味気ないビンを手軽に飾ることができますね。

 

 

 

 

 

■ベタのビン飼育にお勧めの水草たち・・・

 

◆アヌビアス ・ナナ

水草の中でも強健な品種としてとても有名です。流通量も多く手にしやすいのもオススメの理由です。

ベタ同様で日本の冬の水温では枯れてしまいます。ヒーターは必要です。

石や流木へ活着させて育てられるので、ビンに底材を敷かないでも大丈夫。専用の照明がなくとも育つのもありがたいとですね。室内の天井灯で足ります。

 

 

 

 

◆アヌビアス ・ゴールデン  ナナ

明るい緑色がチャームポイントで人気ですね。アヌビアス ・ナナと同様に強健な水草です…が、普通のナナよりも、腐っていくことが多いです。

水質がアルカリ性気味だと、照明や二酸化炭素、肥料など手を加えても腐る傾向が強い印象です。

水質が酸性気味であれば、とくに手を加えずに育ってくれます。ベタも酸性気味の水質を好みますので、相性がよい組み合わせです。

ビンの中では水流が乏しいのは、悪い条件ですが、こまめな水換えや、ベタが葉の周辺を泳ぐことで、わずかですが水が動き、アヌビアスには好ましい作用が働きます。

 

 

 

 

 

◆アヌビアス ・プッチ(ペッティ、ミニ)

小型ビンには、アヌビアスの仲間もオススメです。小型アヌビアスには数種類が流通しており、プッチやプチ、ミニ、ペッティなどなど。

若干の小ささ具合は異なりますが、それは育成環境でも変化します。難しくこだわらず、自分の入手しやすいモノを選ぶとよいでしょう。

小さな流木や石に活着していると、とても可愛らしい水中アクセサリーになります。

 

 

 

 

■あまり相性が良くなかった水草・・・アマゾンブロックピット


◆アマゾンブロックピット

アマゾンフロッグピットは強い光を好みます。もしすぐに枯れてしまう場合は、その光量不足が問題かもしれません。

小さなビンでは、強い光を準備すると水温が熱くなりすぎてしまうのも困りものです。

環境が合えば爆発的に増えるアマゾンフロッグピットですが、ビン飼育ではむかないパターンも多いです。

※同様の理由でホテイソウも枯れてしまいがちです。

 

 

【まとめ】

小さなビンでベタを飼育するのは意外と難しい面もあります。

水温変化・水質変化が激しいからで、それは水草にとってもしかり。

水温・水質・光量・二酸化炭素・栄養など水草が育つ条件を調べると、複雑に関係しています。ようはバランスが大切だったりします。おなじみのアヌビアスでビンを飾ってみてはいかがでしょうか。