■フィルターの目詰まりが多くて困っています。どうすれば?
掛け型フィルターでは、目詰まりが酷いとマットの上を通過してしまったり、上部フィルターでは最悪は水が溢れてきます。
本来は、酸素を含む水をろ材を通過させる事で、バクテリアの増殖を促し、水質の安定を測っていますが、それもままならなくなります。
放ってはおけない『フィルター目詰まり』の原因を減らしましょう。
◆ソイルが崩れている?!
ソイルと魚の相性が悪いと、目詰まりがふえます。
金魚や錦鯉、熱帯魚では中型シクリッドは砂を運んだりする習性があります。
口でもぐもぐするたびに小さく砕けたモノがフィルターに吸われると頻繁に目詰まりします。
この場合はソイルから砂利や砂などへ変更すると良いでしょう。
◆餌の与えすぎ
餌の与えすぎは急速に目詰まりを引き起こします。
フレークタイプの場合は魚が食べる前に、フィルターに吸われていませんか?
餌の種類を変えたり、投下する場所を変えてみるのもよいでしょう。
◆日光が当たっている
直射日光は、何かと問題を引き起こします。
コケの類は、日の光で爆発的に増殖します。
グリーンウォーターだけならば良いですが、ろ過槽でコケが繁栄すると目詰まりします。
当てないことが解決作です。
◆ウンチが多い魚を飼育している
金魚をはじめ、錦鯉や熱帯魚のプレコやアロワナ、ポリプテルスなどの大型魚は排泄物が多めです。
気が付いた時に網で掬い取る方もいらっしゃいますね。
気をつけたいのは、フィルターが小さい事です。
少しゆとりがあるくらいのフィルターを設置していた方が安心です。
目詰まり後、一晩で水質が悪化してしまうと取り返しがつきません!
サブフィルターを設置しておくのも選択肢です。
目詰まりとは、アクシデントが起こる初期サインのような役割があります。
『あっ!また詰まったから、マット交換するか。』
で終わらさず、少し水槽環境を見直してみるきっかけにすると良いでしょう。
ではでは(^^)