■冬場は金魚のオフシーズン??実は良い個体が増えていた。
◆夏から秋にかけては回転が早かった・・・
夏祭りで、金魚すくいをキッカケに飼育を始める方も多い季節。
その金魚の育成環境を逆算すると、肌寒い時期から急ピッチで育てられた個体が多く流通していることが分かります。
身体は大きいけれど、まだ幼さが残り免疫力が低めの個体が流通するのが夏場でした。
特に子赤(金魚すくいの金魚)やメダカの稚魚(1番安価な品種)は、弱さが目立っていました。
https://sakana-tachihara.com/2018/07/31/https-wp-me-p8ix9b-1nf/
◆そして現在は、厳しい季節を乗り越えた金魚たちが!
昨年末に産まれた稚魚は、1月〜2月の厳しい寒さをしのぎ、7〜8月の猛暑を乗り切りました!
厳しい寒さ、暑さで少なからず自然淘汰され、生き残った個体は強いのです。
現在、そんな強健な個体が流通をはじめています。
秋は、気温の上下が激しく、飼育にトラブルも増えます。
なるべく体力のある個体は飼育に向きますね!
◆インドネシア産の金魚も好季
外国産も、しっかりと飼育された個体がやって来ます。
養魚場でしっかり育成された個体はやはり体力があります。
値段は少し上がりますが、良い個体も増えますね。
◆国産も少し身体の大きな個体に注目してみては、いかがでしょうか?
ちなみに、『◯才』と表記される金魚は、昨年末産まれた個体は2才です。
(今年産まれ個体は当才=とうさい、と呼ばれます。)
同じ2才でも、昨年の春に産まれた個体と、年末に産まれた個体では大きさも価格も変わります。
何才と表示するのは、金魚独特ですね。
ではでは!(^^)