◆調子が悪い訳でなければ、電気を消す直前にエサを多めに入れてみる。
ポリプテルスの仲間がエサを食べない理由は、いくつか考えられます。
夜行性が強いため、電気を消してからエサを食べられるように、給餌時間をコントロールしてみてはいかがでしょうか。
この他・・・
与えるエサの種類を変えてみること。
大きさを与えること。
全ての個体に行きわたる量を与える
体調が悪く食欲な落ちていないか確認する
など、改善点が考えられます。
まず試す処置としては、食べやすい大きさのエサを適量、電気を消す前に与えるということになります。
◆ポリプテルスは夜行性
慣れた個体は、日中でもバクバク食べてくれますが、観察すると鼻でエサを探しまわり、目で見つけている仕草ではありませんよね。
そして、電気を消した暗い水槽でも、活発に動く姿が見られます。
エサを与えたら、水槽を暗くしてみましょう。
気になるならば、薄暗い中で観察してみるのも良いですね。
◆与えるエサの種類を変えてみること。
エサには嗜好性(しこうせい)というものがあります。
私たちも食欲がないときに食べたくなるものが、嗜好性の高いものです。
・温かい
・液状に近い
・味が濃い
などがよく言われるものです。
ポリプテルスの場合は、生き餌への反応が良いですが、幼い個体には冷凍赤虫や、獲物を捕まえるのがヘタ(体調が悪そう)な個体には、専用フードの食い付きが良かったりします。
◆大きさと量を気にして与えること
これも重要で、個体の口の大きさをよく見て、与えてあげましょう。
多少大きいくらいでも、食べてくれますが、食べきるまでに時間がかかります。
すると、他の個体に横取りされることもあり、エサが行き渡っていない状況が生まれます。
「気がついた頃には体格差が・・・」
なんてことにならないように、与えるエサの大きさに気をつけましょう。
また、全体に行き渡る量をしっかり与えましょう。
夜に与えて、翌朝に残っていると量が多いと判断できます。
人工フードの場合は、何箇所かに分けて落とすのも良いでしょう。
◆食欲が無い理由とは?
最後に、体調不良で食欲が無い場合です。
体に異物があると病気や寄生虫の可能性があるため、治療を行います。
見当たらなけば、飼育環境の見直しです。
ヒーター故障の確認、水質の悪化ならば水換えを行ないましょう。
あまりに体格差がつき過ぎると、仲間に噛まれたりした致命傷を負うので危険です。
早めに処置してあげましょう。
ではでは(^^)