◆難しい?ホシクサ科の水草も一度はチャレンジする時の定番品種とは。エリオカウロン・ブレビスカプム、セタケウム、ケヤリソウ、トニナsp.マナウス、ベレン。

↑エリオカウロンイメージです。

 

◆エリオカウロン・ブレビスカプム

Eriocaulon breviscapum

インド🇮🇳に分布するホシクサ科のです。沈水葉はキリ形で、長さ20~25cm、先端に向かって細くなり、根元幅3ミリ程になります。

流れの緩やかな川の岸辺や水中で生活しており、水槽栽培に適した種類になります。条件もそれほど厳しくないですが、綺麗に育てるには環境準備に手は抜けない!水換えを好み、夏の高水温には注意します。

流通量はそこまで多くはなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆エリオカウロン・セタケウム

↑ケヤリソウイメージです。

Eriocaulon setaceum

別名ケヤリソウ

アジア、オーストラリア、南米、アフリカなど広く分布するホシクサ科植物です。有茎タイプのホシクサで、葉の長さは4.5~5cm、淡い緑色をしています。地域によっては大きさなどに違いが見られます。

水質は酸性を好み、PH6前後が育てやすいです。栄養分は総合的に高めがよく、水換えを行いながら定期的に施します。二酸化炭素、強光も必須です。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆トニナsp.マナウス

Syngonanthus cf. inundatus Manaus

ブラジル🇧🇷に分布するホシクサ科植物です。トニナspベレンに比べて葉幅が狭く、長さ2~3.5cmでカールも緩く、鋭い葉先が目立ちシャープな印象を持ちます。両種は近年、別種ではないかとされています。

育成条件は同じであるが、本種の方が難易度が高く、溶けるように枯れてしまう。特に低いPHはキープするよう心掛けます。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆トニナsp.ベレン

Syngonanthus macrocaulon Belem

ブラジル🇧🇷に分布するホシクサ科植物です。トニナと言えば、このベレン産がスタンダードです。入門種とされるほど育成も容易で、葉はよくカールし、ふんわりとボリュームのある頂芽が美しい。

葉の長さ2~3cmで明るい緑色。肥料不足で白く色が抜けやすい。とくに鉄分が重要で肥料を施します。PH5.5~6.5と低く抑え、換水時はPH降下剤を使用も選択肢へ。二酸化炭素と強光でよく育ちます。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。