◆ミナミヌマエビがいなくなる3つの理由。混泳と生態について知り原因を解決しよう
「水槽を覗いてもエビの姿が見えない」
「入れたはずのミナミヌマエビが、数日後に数えてみるとあきらかに数が少ない・・・」
ミナミヌマエビに限らず、同じような経験がある方も多いのではないでしょうか?
なぜいなくなるのでしょうか?
そして解決方法とは。
【理由その1】隠れている・出てこない
ミナミヌマエビは、危険を感じると物陰に潜み出てこなくなります。
どこから危険を感じるかは個体差や環境によりますが、魚に怯えるケースは少なくありません。
ミナミヌマエビにイタズラをしない小さな魚は大丈夫ですが、金魚になるとミナミヌマエビを食べてしまいます。
外敵となる魚がいる場合、エビは夜電気を消した後に歩き回るようになります。
組み合わせを変えられない場合にいは、隠れ家を増やしてあげて、ストレスを軽減させてあげましょう。
◆メダカとの混泳は大丈夫?
こちらの組み合わせはOKです!
ただし、『口に入る大きさは食べてしまう』というセオリーがあり、ミナミヌマエビは、メダカの卵を食べてしまう危険性。
メダカは、ミナミヌマエビの赤ちゃんを食べてしまう危険性があります。
※この他、小型熱帯魚とも混泳可能です。
【理由その2】死んだらお掃除するしされる。
ミナミヌマエビはお掃除屋さんです。
例え同じミナミヌマエビだろうと、死んでしまった個体は食べて分解してしまいます。
そのため、死骸がのこらず、「水槽からエビが消えてしまう」という現象が起こります。
◆貝が隠れている
同様にお掃除屋さんとなるのがスネール(貝)たちです。
普段は砂に潜って身を隠していますが、死骸を見つけると食べて分解してしまいます。
◆なぜ、ロスしたかを確認する
多い原因は2つあります。
まず、水合わせです。
こちらを失敗すりと1週間以内に調子を崩しロスしてしまいます。
ゆっくり、丁寧な水合わせを心がけましょう。
2つ目は、水草の農薬です。
多くのなまり巻き水草は、輸入の際に害虫を持ち込まないよう薬剤で駆虫されます。
魚よりも圧倒的にエビは敏感に反応してしまうため、国産無農薬を選ぶのが良いでしょう。
【理由その3】水槽に入れ損ねる・外に飛び出る
意外と危険なのは、購入後に水槽に入れる時です。
透明で小さなエビなので、袋の中に残ってしまわないように、十分注意しましょう。
また、エビ特有のバックジャンプは勢いがあります。
魚がジャンプするような物なので、水槽のフタをしておくと飛び出して対策になります。
このような理由が同時に起こっている事もあるでしょう。
原因が分かれば対処も出来ます。
1つ1つクリアしていくと、気づくと知識になっていきますよ。
ではでは(^^)