◆『ほっぺたで見分ける方法』が一番簡単です。
↑オスです。
↑メスです。
雄の頬に出来るこれが追い星(おいぼし)と呼ばれる斑点です。
頭の周りや、鰭(ひれ)などにもできますが、まず、ほっぺたをしっかり観察するのが分かりやすいでしょう。
顔の周りに表れ、白いツブツブが目立つ個体もいれば、うっすら見える程度の個体もおります。
メスは、ツルツルしております。
この方法の欠点は、
・発情期のシーズンでないと分からない。
・未成熟のオスと、メスは類似する。
という点です。
こういうのは、数をこなすと上達していきますね。
↑オスです。
色も濃くなっている個体が多いですが、個体差もあり判断材料には心もとないですね。
↑このうっすら白いツブツブが何個か集まっているのが、追い星(おいぼし)です。
発情期のオスに見られる特徴。
↑メスです。
↑ほっぺたツルツル!
◆これが見分けられれば中級者?!総排泄腔の形が違います。
↑オスです。
↑メスです。
まるでヒヨコのオスメス判別のように、難易度が上がりますww
総排泄腔(そうはいせつこう/そうはいせつくう)とも読みます。
オスはスリムな印象です。
メスは少し大きく、ふっくらしています。
まずは、さっきの頬の『追い星』で雌雄の検討を付けて、総排泄腔でのダブルチェックといった感じでしょうか。
あまりしつこく金魚を掴んでいると弱ってしまうので注意です。
掴む前には、手を水に入れて金魚にやけどさせないようにします。
(手の熱が下がります)
それでも触った手がヌルヌルするのは、粘膜を剥がしている証拠です。
優しくですね。
※薄手のゴム手袋も使えます。
↓こちらオスの総排泄腔です。
↓こちらがメスの総排泄腔です。
・・・けっこう見慣れていないと微妙です。
やはり、難易度は高めになってしまいますね。
こういう情報を拾って総合的に判断していくと、正確性は増します。
◆卵を持つと、腹が膨らみます。
これも日頃から見慣れていないと難しい方法になります。
ただし、ご飯を食べても膨らみますし、卵を持っていない雌はスリムです。
(僕は間違いますWW)
横よりも真上からみると膨らみぐわいは見やすいです。
一つの判断材料としては貴重な情報になります。
(↑写真の個体はメスですが、卵を持っていなそうですね)
◆幼い個体には現れない
金魚すくいで泳いでいる大きさでは、オスメスの判断は難しいです。
追い星は現れず、総排泄腔は小さく不明・・・特徴が表れないんですね。
販売されている金魚は若い個体が多く、オスメスの判断がつかないことが多いです。
※だいたい飼育を始めた翌年には繁殖行動を取れるようになります。
◆白点病との違いは??
見慣れていないと白点病(はくてんびょう)との違いもわからず、焦ってしまうケースもあります。
セルフでどのような見分け方があるのでしょうか??
①幼い金魚には『追い星』は表れないので、白点病の可能性が高いです。
②水槽金魚の全て表れたとすると、2~3匹ならともかく、4~5匹すべて雄の可能性は結構低いですよね。
③『追い星』は頭部や鰭など身体の硬そうなところに現れます。白点病はそれこそ全身に現れて、鰭の薄い膜にもくっ付きます。
目安にしてみてください。
ご参考になれば幸いです。
ではでは(^^)
◆初心者向け金魚一覧。人気の定番品種【15品種】丈夫で飼育しやすいコメット・朱文金・桜・レモン・更紗・オランダ・らんちゅう・琉金・出目金
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