◆2週間ほど外出しなければならない?!

メダカを屋外で飼育されているそうですが、出張で外出しなければならないそうです。

長期間留守になるため、手を入れられない時はどうすれば良いのでしょうか?

なかなか厳しい条件ですが、出来る限りの事をしてみましょう。

 

 

◆エサの知識として

知っている方も多いのですが、『出掛ける直前に大量のエサを与える』のは返って危険です。

残ったエサが水を汚し、水質悪化を招きます。

そこで・・・

 

◆『直前ではなく、前々から量を増やす』

という事をしてみましょう。

エサの量を増やし、お魚にエネルギーを蓄えて貰うのです。

ずばり、太らせます!

意識的に回数や量を増やし、その分水換えもこまめに行いますましょう。

2週間乗り越える体力をつけます。

また、

絶食という訳でもありません。

水の中には、プランクトンの類も発生しており、それを食べて生き抜くことも出来ます。

底材や水草を入れておくと、より餌となる生物が発生してくれます。

 

 

◆高水温を避ける。

直射日光は、水温をかなり上げます。

メダカは高水温にも強い魚ですが、限度があります。

簾(すだれ)や、ベニヤ板などでしっかり日陰を作る。

軒下など、1日中いっさい陽に当たらない場所に移動して置くのも良いです。

暑さで無駄な体力消費を防ぐために、水温がなるべく上がらない工夫をしましょう。

 

 

◆できればエアレーションを

近くから電源を取れるのであれば、ぜひエアレーションを行ないます。

酸素が入ることで、メダカやバクテリアが住みやすい環境になります。

できない場合には、酸素の出る石などを使用すると良いです。

 

 

◆水草はしっかり入れておく

水草には、水質浄化作用があります。

フィルター程の浄化作用はありませんが、多めに入れていくと良いです。

入れる水草ですが、丈夫で枯れづらい『アナカリス』辺りがお勧めです。

 

 

◆場合によっては『フードタイマー』

自動で給餌を行ってくれる『フードタイマー』を活用することも出来ます。

ちょっとお値段はしますが、あれば毎日オートでエサやりをしてくれますね。

気をつけるのは、与える量です。

少なめに調整しましょう。

水が汚れても、外出中は何も出来ません。

機械によっては、落ちる量の調整も難しいです。

何度もテストして、落とす量をしっかり調整してから使用します。

 

 

◆冬場であれば・・・

気温が低く、動かず食べない季節であれば、2週間放置しても、何ごともなかったっかもしれません。

活性の高い夏場というのが、条件を厳しくしています。

『なんとかしたい』という飼い主さんの行動が大事なんですね。

私もできる限りのお手伝いを。

ではでは(^^)