パンダ蝶尾(ちょうび)

なかなか入荷の少ない金魚となっています。白と黒が可愛らしいパンダ柄は人気で『パンダ出目金』など知名度は高いですが、確実に固定された品種とは言いきれないような…。

理由としては…

パンダ模様は成長過程で色が飛んでしまう(黒が消失して白出目金になる)経験を多くの飼育者がします。

『虎琉金(トラリュウキン)』や『レッサーパンダ』も同じようなことが言えます。

飼育環境とも言いますが、

『日光に当てる』

『グリーンウォーターにする』

『低温にする』

『エサにこだわる』

『phを調節する』

…などなど情報はさまざまで、信憑性に乏しいです。

もしそうだとしたら、飼育難易度が高い品種になってきますね。

そのため、大きくなってもパンダ模様の金魚はなかなか貴重だと言えますね。

クールなパンダです。

白と黒の模様を『パンダ』と表現します。

今回の個体は、銀蝶尾(ぎんちょうび)の中からパンダになっている個体を選別して頂きました。

なので、クールな印象を持つパンダ蝶尾です。笑

これからは産卵シーズンをむかえる!

これから暖かくなり、金魚たちは産卵シーズンへ突入します。

写真右の個体もまん丸としており、手で持ち上げると…卵が出てきました。

見慣れてくると、より腹部がふっくらしているのが分かります。

うまくいけばと思いましたが、残念ながら2尾ともメスのようです。

上から見るチョウチョ

横からパンダを楽しむのも良いですが、上から見るのは蝶尾の醍醐味ですね。

せわしく動き回らない性格も、合っています。

動きの速い魚と一緒にすると、せっかくの尾鰭が避ける原因ともなるので注意しましょう。

仮に模様が消えたとしても、型は変わりません。蝶々の色が変わるのも成長の証ですね。

ではでは(^^)