◆丹頂ランチュウ（たんちょうらんちゅう）の飼育と通販を含めた販売や価格帯とは。
背ビレを持たないランチュウ体型で、丹頂模様の可愛らしい金魚です。メリハリがあるデザインと、長寿の印象を持つ鶴のモチーフと重なり縁起の良い印象がある品種です。
ランチュウは飼育が難しいと言われますが、環境に慣れれば普通の金魚の様に飼育できます。とくに幼い個体は購入直後の水合わせを丁寧に行い、塩分濃度調整も積極的に行うことをお勧めしています。
できれば、単独飼育もしくは同じ水槽で泳いでいた兄弟で飼育を行い新しい環境に慣れてもらい、落ち着いてから、ほかの金魚と混ぜるようにするとコンディションを落とさずに上手に合わせやすいです。
白地の身体に、ちょこんと緋色の頭部が基本カラーですが、よく観察すると模様に個体差もあり遊び心があります。好みの個体を選びましょう。
赤色の入り方には個体差もあります。
↑左）背中にまで緋色が入る個体
↑右）唇と尾ヒレの緋色がチャームポイント
◆入荷後の飼育レポート
袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。45cm水槽に5匹で、アヌビアス・ナナのポットも入れて隠れ家になっています。
エサは冷凍赤虫とキョーリンさんの金魚のエサを与えています。まだまだ寒いと消化不良も起こしやすいので不安な時は冷凍赤虫に限定します。
水温を上げて、塩分濃度調整を行っておくと、更なる予防効果があります。
【水槽環境データ】
水温 23℃
水質 弱酸性〜中性
底材 ソイル（濁りやすいので使う方は注意）
エサ 冷凍赤虫、人工飼料
塩分濃度調整あり
※ご参考までにどうぞ
◆通販を含めた販売や価格帯とは
入手難易度B〜Cクラス。
『丹頂ランチュウ』の入手難易度は、そこまで難しくはありません。
どこのホームセンターにもいる訳ではありませんが、SMサイズの可愛い個体が定期的に流通しています。1匹およそ¥800~¥1000が目安で、大きな個体、良物になるほど高価になります。
末長く長生きしてほしいですね。
ではでは(^^)
