◆水も育てる

入荷へ向けて『水づくり』しています。水槽内のバクテリアを増やす事で、生体が死にづらくなります。

やり方は人それぞれですが、底砂を敷き水を溜めたら、生き物は入れずにフィルターを動かします。ブクブクと水が循環し酸素が含まれる事でバクテリアは増える性質があります。

ライトは付けておく必要はなく、バクテリア液やバクター100(粉末のバクテリア)などを入れておく事で、飼育水としてのクオリティーは上がります。

◆市販の水槽セットとは違うのか?

初心者向けの水槽スタートセットも考え方は同じでカルキ抜きとバクテリア液が入っています。水槽を買ったその日に『少ない数の生体』なら飼育できますよというセットです。

なぜ『少ない数の生体』なのかと言うと、バクテリアが増えるのには時間がかかるからです。また目には見えないし、バクテリアが今何匹いるのか測る機械もないので、分かりづらさもあります。

お店の水槽立ち上げも、市販の水槽セットの立ち上げも考え方は一緒です。より失敗を減らす為には、長く『水づくり』をするのはポイントで、腕の見せ所とも言える違いの一つです。

◆バックスクリーン貼り

お店立ち上げの時にお馴染みと言える作業なのが、バックスクリーン貼りです。背面が黒い事で配線などを隠し、お魚の色がハッキリと見えます。

什器屋さんによっては処理(背面に色を入れるなど)してくれますが、手作りしてるので自分で黒いカッティングシートを貼っています。

数があるので、こなすほど早く綺麗に仕上がりますが、ピークを迎えた頃に作業は完了します。ちょっと残念ですが、やる事多いので次に移ります。

明日も継続!

今週も充実しそうな予感です。

ではでは(^^)