【金魚】ピンポンパールにお勧めのエサとは。消化不良を予防して転覆病対策にも。
ピンポンパールは人気の高い金魚で、飼育している方や、飼いたくて悩んでいる方も多いです。
一部では『飼育が難しい…』と言われる事もありますが、なぜでしょうか。
今回はお勧めのエサと一緒にご紹介致します。
◆お勧めエサとは
ピンポンパールへお勧めのエサは『冷凍赤虫』です。消化されやすいので、転覆病予防にもなりますし、嗜好性が高く喜んで食べる姿が観察できます。
デメリットとしては『見た目が苦手』『冷凍庫保存』『人工飼料より高価』などがあげられますが、優秀な飼料です。
人工飼料では大きく分けて『浮上性』『ゆっくり沈む』『沈下性』があります。ピンポンパールは沈むエサの方が食べやすいですが『エサの食べ残しが分からない』という懸念があります。
浮いていても食べに来るので、エサの食べ残しが心配な方は浮上性でも構いません。
どのエサも2分くらいで食べ切る量に調整し、1日に1〜2回与えます。逆にエサを2〜3日与えなくても餓死しません。この事を知り『あげすぎは良くない』と頭の隅に置いておき給餌します。
◆難しいと言われる訳
ピンポンパールが難しいと言われますが、抑えておきたいポイントがあります。
まず『混泳は同種のみ』です。泳ぎがゆったりなので他の種類の金魚に突かれても、回避出来ないので弱りがちです。
ピンポンパールはピンポンパール同種で、体格差も無い方がより平和です。
次に『産地』です。ピンポンパールは国産と外国産(東南アジアの暖かい気候)が流通しており、外国産は熱帯魚のように28〜30℃を好みます。
これは長期的に見れば日本の環境に慣れますが、導入直後でとくに寒い季節には困難になります。選ぶ時は産地も参考にします。
ピンポンパール水槽にはヒーターが役立ちますね。
◆飼い方のポイント
ピンポンパールを上手に管理するには、『エサをあげすぎない』『混泳に気をつける』『水温』があげられます。
『水温』ですが、国産ピンポンパールもコンディションが悪そうな時は26〜27℃ほどに加温すると代謝が上がり回復しやすくなります。
同時に塩分濃度調整(塩浴)を行うと効果的です。1リットルに食塩3グラム入れます。心配な方はホームセンターで使いやすいタイプ(10リットルに1粒入れる)もありますのでご参考にどうぞ。
ある程度の情報を手に入れたならば一度飼育してみると良いでしょう。生き物ですから、いくら勉強しても飼ってみないと分からない事があります。
失敗は怖いかもしれませんが、飼ってみたからこその愉しみがあるものです。
ではでは(^^)