フィルターが目詰まりする原因と対処法とは。
『フィルターのパワーが落ちている事に気がついた・・・』
『いつも流れている流量に違和感を覚えた・・・』
『掃除の時に詰まっていた事にビックリした・・・』
などなど。
気がつくタイミングは別ですが、運が悪いと金魚に大きなトラブルを起こしていたかもしれません。
どのような原因なのか?
対処法などお話し致します。
◆さまざまな目詰まりの原因たち
フィルターの吸い込み口や、インペラーと呼ばれる動力部分やパイプの途中など、詰まる場所はさまざまです。
原因として『エサやウンチなど腐敗物』『水草』『貝』『砂・ソイル』などがあげられます。大部分はマットに引っ掛かり濾過(ろか)されていますが、すり抜けた一部が詰まります。
この中で厄介なのは貝です。硬いからは詰まりどころが悪いと一気に水量を弱めます。また自ら侵入して詰まる事もあるので、オーバーフロー水槽などでは厄介者です。一般的なフィルターであれば、普通に使っていればあまり起こりません。
◆目詰まりで起こるトラブル
フィルターは人間の心臓であり、パイプは血管です。目詰まりは血管が詰まっているような物なので、重大なトラブルへ繋がります。
水の循環不足で水中にアンモニアが溜まりやすく生体には死活問題です。また水温も不安定となり病気の引き金になることもあります。
初見としては水の透明度が低下したり、お魚の動きに異変を感じた時には、一度チェックすると良いでしょう。
◆対処法
吸い込み口にスポンジを付けます。購入初期から設置されている製品も増えましたが、持っていない方や、スポンジが古くボロボロになってしまった方は、新品が販売されているので、取り付けると良いでしょう。
日頃の管理から『汚さない意識』で、エサをあげすぎないようにしたり、千切れたり腐った水草は取り除く習慣があると、目詰まりを減らす事ができます。
また、目詰まりが起こっていた直後は水換えを1/3〜1/4行い、生体の動きに不安を感じる時には塩分濃度調整とバクテリア液を追加すると良いです。
めったにならないからこそ、見落としがちですね。
ではでは(^^)