室内のフネで飼育中。研究会で学んだ事を振り返りながら日頃の管理に役立てます。

 

  • せり泡で判断する
  • ビタミンはエラから吸収する
  • お粥をつくる
  • 背焼けの治療
  • 東北愛蘭会

 

せり泡で判断する

私の蘭鋳さん飼育では、餌が少ない所を修正していこうと思いますが、餌のやり過ぎで殺してしまうのは避けたいですよね。そこで見極めるポイントとして〝せりあわ〟というものが有ります。

蘭鋳が餌を食べた後に、水面に細かな泡が残ります。下の写真中央にある白い細かな泡がなかなか消えません。

これが出ると水が悪くなってきたサインです。速やかに親水へ変えてやります。

 

ビタミンはエラから吸収する

私たちは口から食べて消化吸収して栄養を取り込みますが、魚はビタミンをエラから吸収します。つまり水に溶けた状態のものを摂取しているということになります。

また、食べた後にすぐ出るウンチは色が黒くまだ栄養が残っているため、金魚はもう一度食べ直します。再び摂取することでしっかりと栄養吸収するのですね。

お粥をつくる

同じく飼料系の知識ですが、硬い人工飼料は水でふやかしてから与えると良いいうものです。これも蘭鋳のための技術として知っておくとよいですね。醤油皿などで人工飼料を水に浸し、柔らかくしてから与える事で消化吸収に良い効果があります。その水にはビタミンが溶け出しているということですね。

必ず行わなければならない訳ではなく蘭鋳の状態によって使い分ける事が出来ます。

背焼けの治療法

すでに蘭鋳さんは回復してくれましたが、書いておこうと思います。消化不良からくる背焼け、文字どおり背中部分が出血したように見えます。
まず親水(しんすい)に換えて、その後5〜6時間は餌を控えるようにとのこと。塩も忘れずに適量入れます。
(蘭鋳の世界では水換えを親水にすると言うんですね)

それでも治らないときは、ザルで強制的に沈める方法もあります。知恵が溢れています。

 

東北愛蘭会

みんな経験した事があると思いますが、「何か分からないことがあったら聞いて下さい!」と言われた時に何が分からないかが分からないんです。

兎にも角にもはじめてみると、何かが表れます。1人で悩まず気軽に聞けるところです。
興味のある方はご覧ください。
社団法人日本らんちう協会
東北愛蘭会の紹介

http://jranchu.jp/shibu/pg47.html