『買ってきた金魚が調子が悪そう…』 『最近、地面にお腹を着けて沈んでいる…』

『買ってきた金魚の調子が悪そう

『最近、地面にお腹を着けて沈んでいる

といった不安を感じた事はありませんでしょうか?

ウチでも先日入荷した『丹頂』と『オランダ獅子頭』の調子が・・・

まさにこの状況になりました。各5匹ずつで2つの水槽が病んでいます。(SMサイズ)

届いてから2週間くらいが経過し、調子が上がってきました。回復までの道のりをご紹介します。

 

 

※写真はイメージです。

◆移動はストレス

2種とも、届いた直後から地面にお腹を付けてしまい、先行き不安な姿を見せていました。

到着した当日&翌日はエサは与えず、体力の回復に専念して貰いました。(金魚は胃を持たず消化にエネルギーを使用する)

翌々日(届いてから3日目)から冷凍赤虫を少量ずつ与えるようにして、2週間経過したくらいから人工フードも与えています。

そもそも目的とは『コンディションを上げる』ことです。人によっては『大きく育てたい』『金魚が食べる姿を楽しみたい』など、分かれるので、自分にあった給餌で調整し愉しみましょう。

 

 

※写真はイメージです。

◆ちょっと多めの水換え

『水換え』は、飼育水に汚れが溜まらないように意識をして、回数を多めに行いました。

週に2回ペースで1/31/4程の少なめの換水を届いてから2週間の間は行いました。

水換えは手間がかかる作業ですが、掃除が目的ではなく汚れの排出なので、水を抜いて足すだけのシンプルな作業です。

足し水は冷たくないように、汲み置きして室内の常温水温で行いました。

実際の水槽はヒーターで26℃にしてあるので、常温でも冷たいくらいですが、少なめの換水とフィルター部分に入水するなど工夫しました。

金魚に直接冷水を当てないように、優しく考慮すると良いですね。

 

 

26℃と塩分濃度調整

水温はほどよく暖かいと、金魚の代謝が上がり回復力も期待できます。さらに塩分濃度調整は金魚を回復させる為に効果的です。

ヒーターは金魚飼育の器材としては、高価な部類に入るので持っていない方も多いですがお勧めです。

またヒーターが無い方も、塩分濃度調整だけでも行うと金魚の回復力は上がるので、食塩の準備を検討すると良いでしょう。

一度このような金魚のピンチを脱出できると、次に同じ様な事態になっても焦らず対処ができます。

意外と『不調だと思った日から数日エサを止める』という発想は少ないので、そんな方法もあるのを知っておくのも知識です。

ではでは(^^)