【金魚】だるま琉金が上手く飼えない時の注意点やポイントとは。
だるま琉金はポピュラーな品種で、SMサイズ(4〜5cmくらい)からLサイズ(13〜15cmくらい)まで流通している人気ある存在です。
色違いのバリエーションも豊富で、金魚らしい人懐っこさもあるため飼育経験のある方も多いです。
大きな個体はになると、なかなか良いお値段になってしまいますが、小さな個体は数百円で手に入れる事ができます。
入門種的な金魚でもあり、飼育も特に難しく訳ではありません。うまく飼育ができていない…と言う方は焦らずに飼育環境を見直してみます。
◆だるま琉金ならではの注意点?
丸物と呼ばれる体型なので、混泳は丸型同士がセオリーです。動きの俊敏な長物(和金・コメットなど)とは相性が悪いです。逆にピンポンパールやチョウビはゆったり泳ぐので、こちらも別で飼育するのが理想的です。
飼育方法は一般的な金魚と変わりませんが、だるま琉金は国産でも中国産でも少し暖かい(26℃前後)方が動きが元気になります。真っ黒オランダや外国産ピンポンパールのように28℃~30℃まで上げる必要はありません。
代表的な金魚の琉金に近しい改良品種なので、特別神経質に気をつける点はありません。飼いやすい金魚です。
◆可愛い=幼い
小さくて可愛らしい個体というのは、幼く体力的に弱い面があります。大きな個体にするほど丈夫な傾向があるので、選ぶ時のポイントにもなります。
飼育の基本としては
『エサを与えすぎて水を汚さないこと』
『水温変化は少ない方が良い』
『過密飼育しない』
という部分を確認します。
いずれも飼育トラブルの火種となるポイントで、気をつけるほど失敗を減らせます。
エサは1日に1〜2回で、与えたエサが2分で食べ切る量が目安です。慣れてきたら増やしても構いません。
水温変化は雑な水換えを控えて、ヒーターの導入も効果的。まずは水温計を設置して何度が見る習慣を付けましょう。
金魚が好きだと、ついつい過密飼育になりがちです。SMサイズの金魚なら1匹に対して5リットルあるとだいぶゆとりがあります。
◆知っておきたいバクテリア
目には見えませんが、バクテリアがアンモニアなどの有害な物質を分解しています。
お店などでは、カルキ抜きの隣に並んでいたりしますが、このバクテリアの重要性を把握している方はとても少ないです。
しかもカルキ抜きより高価(カルキ抜きが安いのですが)な印象なので、手を出しづらいかもしれませんが、お魚が死にづらくなる他にも、水が透明になりやすい、コケが減りやすいなどなど万能薬的な存在がバクテリアです。
液体タイプやバクテリアタイプのバクテリアが販売されていますので、積極的に導入すると良いアイテムです。
このようなポイントを抑えて飼育が安定してくれば、他の金魚でも要領は同じです。
新しい金魚を加えてみるのも、愉しみが広まりますよ。
ではでは(^^)