黒出目玉の色落ち問題？赤くなる？白くなる？褪色の原因とは・・・

「黒出目玉の色が変わってしまった」というお話しを聞きます。せっかく『黒色』が魅力的で買い始めても他の色になってしまうと少しショックですね。黒出目金がポピュラーですが、赤色、更紗、白色、キャリコ、トリカラー、パンダ、トラ（レッサー）、紅葉、黄金と色彩のバリエーションは豊富です。

そんな出目金の色落ち問題・・・

選ぶ時の対策や防ぎ方や治し方などについてのお話しです。

◆色の変化は分からない

色の変化は神様のみぞ知ります。元々は鮒（フナ）を祖先に持ち、金魚という存在すべてが改良品種と言えます。１匹の個体にはさまざまな体色の遺伝子が備わっている事が想像されます。

そのため、黒出目金を飼えば基本的には黒色ですが、神様のイタズラで変色する個体は現れます。その防ぎ方や治し方は今のところありませんので、ぜひ個性として受け入れて大切に飼ってあげましょう。

◆多少ですが体色に影響を与える物

まずは『日光』です。私たちが日焼けする様にお魚も日焼けして色が濃くなる傾向があります。多少の色褪せには効果があるかも知れません。

ただし、本格的な変色を予防したり、黒色に戻してくれるという訳ではありません。

次に『色揚げフード』です。こちらも多少ですが体色に影響を与えます。やはり白色を赤色にする様なチートアイテムではありません。

それでも鮮やかな色彩の金魚は魅力的ですから、悪い物ではありませんね。

色変わりというのは、逆に狙って選べる物ではありません。一部の種類『パンダ出目金』『トラ出目金』と言った品種は、黒色が褪色しやすい印象はありますが、逆に「黒出目金から赤出目金に変えたい！もしくは白出目金でも。」という個体は選べません。

身近で琉金の二番手的な出目金ですが、しっかりと育った個体はヒレも良く伸びて魅力的な金魚になります。そうなればなに色だろうとも構いませんね。

ではでは(^^)