トリートメント効果とカルキ抜きは何が違うの?
アクアリウムの世界で言われるトリートメント剤は、少し混乱する存在です。『カルキ抜き』『トリートメント剤』『バクテリア液』といったアイテムが混在するのが理由かと思います。
トリートメント剤とカルキ抜きの違いが分からない・・・
何を揃えればよいのだろう・・・
ちょっと不安にもなりますね。
『カルキ抜き』『トリートメント剤』『バクテリア液』
『カルキ抜き』の中にはトリートメント効果を持つアイテムもありますし、シンプルにカルキを抜くだけと記載される商品があります。
なので『トリートメント剤』すべてに「カルキ抜き効果があるのね!」と勘違いしてしまう方もおりますが、シンプルにトリートメント効果のみに特化した商品も多いです。
まずはじめに揃えるならば、『カルキ抜き』+『重金属無害化』『粘膜保護成分』といったトリートメント効果がある商品を持っておくと良いでしょう。更にこだわりたい方は、別途でトリートメントに特化した商品を購入すると良いです。
『バクテリア液』にはカルキ抜き効果が無い物がほとんどです。しかし、効果は水質を安定させてお魚のコンディションを上げる効果があるため、トリートメント剤と似た目的を持っています。こちらも持っておいた方が、とくに水質が不安定な飼育スタート2~3ヶ月の水槽には心強い存在です。ちなみにバクテリアも菌なので、カルキを抜く前の水道水に入れると殺菌されてしまうの注意します。
このように似通った効果・目的の商材のため、ホームセンターや専門店でも自然と陳列も同じ様な場所に集まります。見比べて選べるメリットはありますが、用途が混乱する一面もありますね。
指先レベルで…
せっかくお気に入りのカルキ抜きを見つけられたとしても、水温を無視する事は出来ません。指先の感覚で良いので水槽の水を触り、新しく入れる水を触り『だいたい同じくらいかな』レベルで良いのでお湯を加えるなどして調整すると良い。
人の指先の感覚は鋭く、0.5%ちがえは「水温ちがう!」と認識します。(個人もあります)なので、水温計でビシッと合わせるのも良いですが、指先レベルで合わせても、かなり変化を抑えられます。
道具はうまく使って飼育を上手になしましょう。
ではでは(^^)