【金魚】ブリストル朱文金(白色)
独特の風貌を見せる白色タイプのブリストル朱文金(しゅぶんきん)です。真っ黒な瞳がガラリと印象を変化させています。この辺りは好き嫌いが分かれるポイントでもありますね。
まだ幼い個体は、ここからヒレが巨大化し、まはいっそう存在感が高まります。コメット同様にヒレの大きさには個体差があますので、こだわりのある方は選ぶポイントにもします。
飼育環境に慣れれば飼いやすく、優雅な泳ぎは一際目を惹く存在に。飼育は一般的な金魚に準じ、混泳も可能です。
◆入荷後の初期飼育レポート
袋の中でも元気に泳いでおりましたが、若干の濁りを確認しました。少し弱っている可能性もあるため塩分濃度調整は行います。1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。
袋の中が濁るのは『エサの吐き戻し』『粘膜の分泌』『フン』『過密』などいくつか理由はあげられますが、水質が悪化する事は共通します。
『病状は見られないが、弱っている』そんな場合には『塩分濃度調整』が有効です。はじめは0.3%に調整し、復調が見られない場合には0.5%にあげます。
エサは消化の良い冷凍赤虫を与えて、体力回復を促します。多く与える必要はなく、適量もしくは少し少ないくらいで給餌します。
【飼育環境データ】
水質 酸性〜弱酸性
水温 26℃
塩分濃度調整0.3%
底材 ソイル
エサ 冷凍赤虫、金魚のエサ
※上記データは現在の飼育環境であり飼育の一例です。順応性の高い金魚は幅広い状況下で飼育できますので、ご参考までに。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
『ブリストル朱文金(白色)』
入手難易度…A〜Bクラス。
販売価格は高くはないが、見かける機会が少ない品種です。
ブリストル朱文金は一般種に近いメジャーな品種で、ホームセンターでも見かける機会のある品種です。しかし写真のような白色タイプは少ない。
販売価格帯は『1匹¥1000前後』が目安です。大きさや養魚場によってもお値段は変化します。金魚全体の定番品種よりもやや高いくらいです。
ヒレの大きさなど個体差も見られますが、元気な個体を選びましょう。
育てるのが楽しみな大きさですね。
ではでは(^^)
さまざまな金魚に興味のある方は1冊読んでみると世界が広がります。