【メダカの病気】充血(赤斑)が完治した方法。

メダカの病気は怖いです・・・もともと身体が小さくて金魚などと比べても異変がわかりずらかった経験もありませんか?横から見ればすぐに発見できたとしても睡蓮鉢などで上見飼育では、コロッと☆になってしまったように思っているケースもあります。

今回は、入荷後の数日経過した時点で、身体に充血が見られる個体が現れました。やはりお魚にとっての移動はとても負担がかかっており、到着時は元気でも1週間以内に異変が現れる事は少なくありませんね。

この充血症状は意外と☆になっていまう確率も高厄介な症状ですが、最近行っている『低ペーハー水槽』への移動で治療することにしました。

 

 

◆薬浴ではなく『低ペーハー治療』

治療用水槽は0.3%に塩分濃度調整をしてあり、さらにPHを6.0ほどの『酸性』と呼ばれる水質に下げてあります。先日、金魚でうまくいき、後日錦鯉でも成功しましたので良い感じです。しっかりとしたエビデンスなどはありませんが、成果は素晴らしく今回は初の『メダカ』で行ってみたところ・・・3日ほどで写真の状態に回復してくれました。

※薬は未使用、ヒーター仕様で26℃に設定しております。

デメリットとしては、準備するのが大変です。なかなかPH6.0ほどまで酸性にすることは難しく、一般的ではないという部分です。その辺も今後の課題になっていきそうですね。入れたら治る水槽が作れたらかなり心強いです。

 

 

◆全てが治せる訳ではないが・・・

メダカの病気治療は難しいです。軽症で治療に入れれば治る可能性も上がりますが、私同様に失敗してしまった経験者も多いでしょう。

少なからず、このような充血(赤斑)症状を起こしてしまう個体は現れてきます。気がついたらなるべく早く治療を開始することで致死率は下がります。

自分に出来る範囲でも構いませんので『塩を0.3%から0.5%に濃くしてみる』『魚病薬を試してみる』など治療をしてみると、そのような経験値無駄にはなりません。

すべて教科書どうりにはうまくいきません。できることが第一歩です。

ではでは(^^)