竜眼金魚(リュウガンきんぎょ)

オランダ獅子頭と出目金のハイブリッドであり、元を辿れば中国発祥の品種になります。

身近な品種の掛け合わせですが、見かける機会は少ない金魚ですね。

カッコいい名前しています。

・・・カッコいいかな?w

2種の特徴を持つハイブリッド

オランダ獅子頭(シシガシラ)といえば、ボリュームの出る頭部が特徴です。

↑黒オランダです。

↑東錦(アズマニシキ)はオランダ系品種です。

頭部に丸みを帯びて、丸顔ですね。

(琉金は、頭部がスマートで三角形のシルエットになります。)

このプニプニと膨らむ頭部は個体差があり、大きな子は大きく、小さな子は小さいままです。

 

出目金(デメキン)から受け継ぐのは、もちろん突出した眼ですね。

改めてネーミングセンスに感銘します。

ちなみに、出目金や蝶尾(ちょうび)、頂天眼(ちょうてんがん)や水泡眼(すいほうがん)などは、他の金魚と比べて視力が悪くなっています。

大きな眼を持つ割りに、エサを見つけるのが下手にみえるのは、けして気のせいではないのですね。

竜眼金魚も少し気にして飼育すると、面白いです。

エサの与えすぎは水質悪化させてしまいますが、一部の個体が痩せてしまわないように、観察してエサの適量を探っていくと良いでしょう。

 

竜眼・・・リュウガン?!!!

名前からも印象的な眼は、離れていて可愛いですww

名前とは裏腹に力が抜けますね。

とは言え、万人ウケというよりは、好みが分かれそうな品種です。

琉金、出目金、オランダ、蘭鋳・・・ほんとうに、同じ金魚の中で表現が多岐に渡ります。

これが金魚の歴史ですかね。

その中でも、竜眼は全体の飼育数も少ないため、迫力ある大きな個体は、なかなか見る機会はありません。

ちょっと変わった金魚を飼育したいという方には、面白い品種になります。


入手難易度は??

国内での養殖もされており、近くのアクアショップで問い合わせれば入手も可能です。

しかし、定番品種ほどの流通量はなく、タイミングが悪いとなかなか手に入らないということも。

お店にはそれぞれの仕入れルートがあるので、無理は言わない様にしましょう。

また、インターネットでも販売されているのを見かけますね。

ネットで購入した魚が死んでしまうという方は、1週間ほどトリートメントしてから、混泳させると良いでしょう。

少し変わった金魚を飼育したいという方は、リストアップしてみては?!

ではでは(^^)

[st-card id=2967]

[st-card id=4091]