◆おうちでゆったり『畑水槽』アクアリウム

一言に『アクアリウム』と言ってもさまざまな楽しみ方があります。趣味の世界ですから、いろいろな世界を知り興味が湧いたことを調べてみたり、足を踏み入れます。

『お魚は死んでしまうと悲しいから嫌だなぁ』

『水草レイアウトは自分には難しすぎる

そんな時に『畑水槽』を楽しんでいるアクアリストもいらっしゃいますね。

 

 

◆水槽の中に『畑』をつくる

『畑水槽』とは、その名の通り水槽の中に『畑』を作るアクアリウムの楽しみ方です。わざわざ土を耕す必要はなく、鮮やかなお魚を泳がす訳でもなく、自然を切り取ったレイアウトを作る訳でもありません。

のんびり、ゆったりと水中畑を整地しながら『水草を育てる』といった一味変わった楽しみ方です。

魚の管理に手を焼くこともなく、難しいレイアウトを組むわけでもない。ただ水草の成長を中心に水中を見守ります。

 

◆環境は人それぞれ

育てるのが難しい水草を選ぶ必要はありません。もちろん、そういった趣味嗜好で畑を耕すようにソイルや肥料を吟味するのも楽しく、育成が難しい水草を立派に仕上げた時の達成感は素晴らしい経験です。

しかし、写真の水槽は『ブセファランドラ』が中心の水槽なので、繊細な気遣いはしておらず『気楽さ』がポイントです。成長もゆっくりしているのでトリミングに追われることもありません。強いて言うならば名前が解らなくならないように気をつけます。

そして水槽やLED照明、二酸化炭素など器材をしっかりと揃えるにはそれなりの費用もかかります。そのあたりも大人の趣味と言えそうです。

 

◆住人もいます。

まったく生き物を入れない訳ではなく、日頃のお世話は『ヤマトヌマエビ』にお任せしています。葉や石にコケが付くのを防いでくれるウチの畑のガーデンキーパーと言ったところ。とても働き者で助かります。

また、どこからともなくやってくる『貝=スネール』の類は『アベニーパァー』が見守ります。かなり効率よく駆除してくれるため助かりますし、『フグ』というキャラクターがマスコットとしても可愛らしいです。飼育のポイントは主食として冷凍赤虫をしっかりと与えていることです。貝はそのうちいなくなるとアベニーのご飯がなくなってしまいます。うまくアクアリウムのバランスを保つために餓死させることは望ましくありません。

 

自分なりの楽しみ方で!

ではでは(^^)