◆丸手の東錦Sサイズは可愛らしいけど、らんちゅうよりも管理には要注意する。押さえておきたい4つのポイントとは。
丸いシルエットが特徴なのが、『丸手=まるて』と呼ばれる金魚のタイプです。ピンポンパールスケールとまではいきませんが、短な胴体でちょこちょこと泳ぐ姿が愛らしいです。
動物の赤ちゃんが可愛らしいように、魚の赤ちゃんも癒し的存在です。しかし、そこは幼くしっかりと育ててあげなければなりません。
『Sサイズ』と表記される幼い金魚は、大人の金魚よりも体力は劣り、免疫力など自分を守る能力が低いため、飼育では失敗が多い存在でもあります。
◆らんちゅうよりも難しいSサイズ?!押さえておきたい4つのポイントとは。
らんちゅうは飼育が難しいと言われますが、幼い金魚は同等かそれ以上に難しいです。押さえておきたい4つのポイントとは・・・・
・水合わせを丁寧に行う
水合わせは『水温』と『水質』を時間をかけて合わせます。購入後、すぐに水槽へ放つとショックを受けて1週間以内に異変が起こる原因となります。
・他の金魚とは混ぜない
混泳すると幼い金魚は、他の金魚から病気をもらってしまう事があります。幼いため免疫力が低いためウイルスに負けてしまうからです。
ぜったいに病気になる訳ではありませんが、他の金魚と混ぜない、もしくは同じ水槽にいた兄弟のみで飼育すると失敗するリスクが下がります。
・塩分濃度調整を行う
0.3%の塩分濃度調整を行う事で、魚は自己回復力が上がります。いきなり細かな数字で分かりづらい時は、市販のアクアリウム用の塩を利用すると便利です。
◆アクアリウムで塩分濃度調整をするために、はじめて行う人に必要な物リスト。病気治療や調子が悪いを改善する。【金魚・熱帯魚・メダカ】
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・エサの与えすぎに注意
ついついが命取りになることも。適量は『量』ではなく『時間』で測りましょう。スプーン一杯よりも、2分以内で食べ切る量を目指します。
金魚は水温が高ければ食欲が上がり、水温が低ければ食欲が下がります。1日1回与えていれば餓死する事もありません。
◆入荷後の飼育レポート
袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。
上記にもご紹介しましたが、水合わせの方法は自分にあった方法を選びましょう。選択肢があることですでに知識も増えていますね。
45cmで5匹泳いでいます。入荷後の経過もよく元気いっぱいです。うちではおよそ1週間経過してきた頃に、考慮して他の金魚と混泳させることはあります。その期間を設けるだけで調子は崩れづらくなります。
エサはキョーリンの金魚のエサと冷凍赤虫です。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
入手難易度B〜Cクラス。
流通量は多めで1匹およそ\500とSMサイズよりも安めです。ときおり金魚すくいにも混ざっているほど。
管理面で気を使うので、このような幼い金魚が元気に泳いでいるお店は良いですね。
どんぶり金魚としてもざっていることもありますよ。
ではでは(^^)