◆最近のお勧めは、『切り込み水合わせ』
袋にハサミやカッターで切り込みを入れます。
はじめは3cm程切り、切り口を水中に向けておくことで徐々に水が混ざっていきます。
20分程放置し、袋を取り出したら魚だけすくって水槽に放ちましょう。
水合わせに失敗したことがあり心配だという方は、3cmの切り口の後に5cmに切り口を広げて繰り返しましょう。
この時点で元気な魚は袋から飛び出していきます。
それでOKです。
購入先の水と、お家の水が極端に違う時は、より時間をかけて行うのが効率的です。
◆定番の口開け水合わせ
もっともポピュラーで浸透している水合わせの方法です。
約20分程水に浮かべた後に、袋の口を開けて、コップなどで水槽の水を入れて徐々に混ぜていきます。
5分~10分おきに繰り返して、袋の中の水と、水槽の水を混ぜていく方法ですね。
水合わせの間、かかりっきりになってしまいます。
水槽の前から離れられない。
うっかり水合わせの途中で、放置してしまうと酸欠になる恐れがあり、入れる前に全滅ということもあります。
◆点滴水合わせ
丁寧にやるならコレだ!っと認識されている方も多いですね。
エビや淡水エイ、アジアアロワナ・・・ここぞという時は選ばれます。
道具を揃えて、セッティング。
↑チューブとコックがあればできます。
銀色2方コックは重くて沈めておけます。
黒いのは1方コックは量の微調節がしやすいです。
慣れると準備は簡単です。
点滴でゆっくり水を混ぜ合わせることで、PHなどのジョックは抑えられますが、水温が外気温に持って行かれてしまうリスクがあります。
とくに冬場はキンキンに冷えるので失敗します。
水温を合わせるために点滴スピードを上げてしまうと、点滴している意味がありません。
季節を選ぶか、水温が下がらない工夫うも必要ということですね。
ここを間違えなければ、ここぞという時に使えます。
◆移動中に袋の水が冷えてしまったら
水質の違いと、水温の違いは別問題です。
あせらず水温合わせを忘れずに行いましょう。
水槽に袋を浮かべる時に、手で触ると分かりやすいですね。
あまりに違うなと感じたら、長めに浮かべて水温合わせを行うと、失敗しづらくなります。
また、
「前回の水合わせした後にで1匹死んでしまったから、今回はプラス10分長く行おう」
など自分で微調整も行うとより良いでしょう。
自分にあった『水合わせ』が見つかりそうですね。
ではでは(^^)
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