◆みんな知らないブラジル産のレアハゼ。タジャシカマーブルゴビーの飼育環境や混泳レポート。他人と差をつけるアマゾンレイアウトにも?!

一見なんの変哲もない地味なハゼですが、ブラジル産のハゼというのは貴重な存在で現在のアクアリウムにおいてなかなか見られません。こだわりの南米レイアウトやアマゾン川レイアウトなど条件を決めて水槽を作ったいるとどうしても似たような水景が出来上がります。

そこで本種のような地味でありながらもマイナー品種の魅力が爆発します。どちらかというと水族館のような自然界を再現するような場所での展示魚種になりそうですが、それを自宅で再現するのは贅沢ですね。

 

◆入荷後の飼育管理

届いた袋の中でも元気な様子で水合わせも簡単に行いました。袋に切れ込みを入れて1時間浮かべて完了です。

水槽環境は水質は弱酸性で水温26℃、ソイルを敷いてあり純淡水です。

餌は冷凍赤虫を主食に与えており、プレコフードなど人工飼料もつつく姿が観察できました。普段からソイルも口に含みモグモグしているのデトリタスな一面も見られます。

気難しい品種ではなく、タフな印象です。

 

↑まさにハゼらしいハゼの姿をしています。

 

◆金魚と混泳している・・・

タシャジカマーブルゴビーは混泳が可能なハゼです。口に入る大きさの魚は食べてしまいますが、口に入らなければコリドラスや金魚とも混泳できました。

たまたま水槽に空きがなかったこともあり『キャリコ玉サバ』や『朱文金』と混泳させましたが平和な水槽になっています。

なので、口に入らない大きさであれば混泳させることができそうですね。カージナルは食べられてしまいますがブラックファントムなど体高のあるタイプは混泳できそうです。未知の組み合わせが広がりますね。

 

◆国産キャリコ玉さば(薩摩養魚場)は、新潟産玉さばのライバルに?幼い個体は水合わせを慎重に。

◆志村養魚場産ブリストル朱文金は健康的で美しい。9月からの水温管理の注意点とは。

◆通販を含めた流通具合

流通量は非常に少ないですが、現在(2019/10月)は通販などでも販売が見受けられます。万人受けするキャラクターではなく、販売価格も高価になるため、まだ市場に出回っているような状況です。一度見かけなくなると次回の入荷は未定なのでいる時に入手しておきましょう・・・ハゼとしてもなかなか高額なのがネックです。

およそ1匹¥3000〜¥4000ほどで個体の大きさによっても左右しています。10cmほどあるので1匹でも存在感はありますし、数匹いると同種での関係性なども見えてきてさらに魅力的です。

一般的なハゼ体型であり初心者には魅力が薄いチャームポイントなので、こだわりのあるアクアリスト向けの存在ですね。

ではでは(^^)