◆はじめてのホテイソウの枯らさない越冬方法はいらない。

結果としは、冬のホテイソウ育成はあきらめて、来春に新しいモノを買い直すのが良いでしょう。

冬場の育成には向かず、管理コストがかかります。

また産卵期間でも無いため、必要性も低下します。

 

 

 

 

◆ホテイソウは冬には枯れるもの

今年の春から金魚やメダカを飼い始めた方は、はじめての冬が訪れます。

産卵用や鑑賞目的でホテイソウを一緒に購入した方も多くいらっしゃいますか、肌寒くなるこの時期あたりから葉が茶色くなり腐ってしまいます。

ホテイソウは元々は南米の植物なので、日本の冬には耐えられないんですね。

 

 

 

◆せっかく育てたホテイソウを枯らさない方法は?

単純に夏の環境を冬でも再現できれば、一年中の育成が可能ですが、多くの飼育者は行いません。

意外と条件が厳しいためです。

・直射日光を当てる

・水温を26℃前後にキープする

・乾燥させない

この辺りが育成ポイントとなりますが、ヒーターを使用するため室内に水槽を設置するところから始まります。

そして、一般的な照明では光量が弱いため日光が当たる所に水槽を置きましょう。

あまりにも湿度が下がり乾燥すると葉が耐えられないので、水槽の水位を下げフタをする事で加湿環境は作れます。

このように大変手間がかかり、冬場のヒーター電気料金で、ホテイソウを上回ります。

そのため、冬の育成はあきらめて、春に買い直す方がほとんどとなります。

 

 

 

◆金魚やメダカの産卵期間も外れる

冬場は金魚やメダカも越冬モードです。活動力が低下し産卵も行わないため、産卵床としてのホテイソウ必要性もありません。

また春に新調すると間に合いますね。

ちょっと見方を変えると、ホテイソウが冬に枯れてくれて助かります。

もし越冬する存在になると、既存の植物を絶滅させる危険性があり、外来種扱いとなり飼育取り扱いが禁止になる可能性があります。

また、冬に枯れる事を認識していても、川などに逸出しないように注意しましょう。

ではでは(^^)