◆志村養魚場産ブリストル朱文金は健康的で美しい。9月からの水温管理の注意点とは。

人気の養魚場がリリースする上質の金魚たちです。

江戸錦や東錦が人気ですが、ときおり仕入れるブリストル朱文金も見応えがありますね。

 

↑立派な尾ビレが眼を惹きます。

 

↑泥棒口ひげの、コミカルな個体も。

 

↑はっきりとした墨が美しく映えます。

 

↑色の重なり具合が素敵な個体

 

◆強さと弱さ

志村養魚場産の金魚は、より丈夫だと人気のブランド金魚です。

かといって、魚にとっての移動は過酷な時間となり、疲弊して病気にもなりやすくなってしまいます。

水槽へ入れる時は、丁寧に水合わせを行い、心配な時は0.3%の塩分調整も行なっておくとさらに安心です。

これからの季節は水温もお店は暖かく、移動中に冷えた状態でお家に着く事になります。

短時間での水温変化は白点病の原因になるので気をつけます。

◆9月からの水温変化を気にする

夏の酷暑を生き延びた個体は、より丈夫な個体になっているとも言われます。

しかし、暑さと同じくらい気をつけたいのは水温の上下変化になります。

大きな池のような場所で、季節の移ろいを感じながらゆっくりと水温が下がっていくような環境ならばよいのですが、飼育水槽は小さく1日の中で頻繁に水温が変化しています。

対策としてヒーターを導入したり、水換えでの水温変化を減らすように心掛けると良いでしょう。

◆積極的に泳ぐ姿は美しい!

やはりブリストル朱文金は、泳ぐ姿が見事です。

体格もご立派で丈夫そうです。

しっかりエサを与えられていた証ですね。

◆エサやりのし過ぎにご注意を!

金魚飼育でのトラブル原因で、驚くほど多いのは『餌の与えすぎ』です。

志村産のように体格良くしたいと言って、ただただエサやりを増やせば良いというものではありません。

エサを与えた分だけ、水は汚れますし、排泄物も増えてしまいます。

その汚れを解消する水換えや、与える回数を増やしが、1度に与える量を少なめに調整するなど、適量を意識する事も大事になります。

そして、ありがちですが水槽からの飛び出しは予防をしましょう。

琉金や出目金とちがい、ブリストル朱文金は泳ぎも早くジャンプ力もあるのでフタを忘れずに閉めます。

僅かなフタの閉め忘れで、せっかくの日々の管理が水の泡になってしまいますからね。

ではでは(^^)