◆志村養魚場産の東錦。産地やバリエーション、鈴木系関東東錦とは。

◆志村養魚場産の東錦。産地やバリエーション、鈴木系関東東錦とは。

志村養魚場産の金魚は、いつも安定したクオリティの個体が入ってきます。

埼玉県にある老舗の養魚場として知られ、丈夫で綺麗な個体が多いとファンも多くいらっしゃいます。

その中でも、東錦や江戸錦がウチでは人気品種です。

その他、らんちゅうや桜錦、桜東錦、出目金なども最近よく流通しています。

 

◆東錦の産地とは？

一言に東錦と言っても、さまざまなバリエーションが実はあります。

お店で『東錦』とだけ記載されていれば、輸入された外国産個体。

『国産東錦』『〇〇産東錦』とあれば、国産で付加価値のある個体となります。

東南アジアや中国から輸入される個体は、身体が大きなわりにお手頃な価格になりやすいです傾向があります。

もちろん、高品質の良個体はそれなりのお値段がつきます。

また、丸手（まるて）と呼ばれる胴体の短く丸みの強い個体が多く可愛らしく好まれます。

国産個体は、江戸川産や埼玉産、平賀産産など流通し、良質な個体が多いですね。

素赤や更紗模様よりも、生産量が減ってしまうのが東錦です。

そのため、ちょっと高いイメージを持たれることもありますが、魅力的な品種には違いありません。

◆東錦と鈴木系関東東錦？

似た品種では、『鈴木系関東東錦』という品種がいます。

国産の長手（ながて）体型の東錦なので、胴体が長いのが大きな違いになります。

しっかりと身体を振って泳ぐため、遊泳力もあり、ちょっと素早く泳ぎます。

 

今回の個体は、赤地に黒色大きめドット模様です。

身体が赤く染まりとても目を惹く個体で、隠れミッキーもいます。

しっかりと育てられており、立派な体格をしています。

志村産の金魚は丈夫として知られていますが、購入後はしっかりと水合わせを行いましょう。

金魚は移動や新しい環境にストレスを受けるので、なるべく負担をかけないようにします。

徐々に新しい環境に慣れてくれば、病気にもなりづらくなりますね。

ではでは(^^)