◆アヌビアス・バルテリーが…こんな病気見たことない。予想外の原因とは。
アヌビアス・バルテリーとは、水草の中でもトップクラスの強健種になります。一般的な品種が枯れてしまうような環境でも生き残り成長してくれます。
そんなアヌビアス・バルテリーに異様な模様が浮き上がっていました…。ところどころ無差別に黄色くなっています。茎や根には異常は見られず、同じような環境にある隣のバルテリーには症状が見られませんでした。
◆意外な原因…
水質や光の当たり具合、水温などピンとくる要因がないまま観察する回数を増やしているとふと怪しい存在に気がつきました。
肺魚です!そう水槽内で飼育する肺魚の歯型にピッタリなのです。金魚やメチニスなど草食性の強い魚類ならば予測もついたのですが、肉食性のイメージが強い肺魚は、そもそも疑ってすらおりませんでした…。
きっと、葉を食べようと歯型を残したというよりは餌の一部が葉に乗っかっていた不可抗力が働き、エサを吸い込む勢いで葉っぱこど齧ったのかもしれません。
◆シダ病気や、イモが腐るような病気でなくて一安心。
水草でも感染する病気がしられており、有名なのはミクロソリウムなどが黒くなるシダ病です。
また、アヌビアスなどの根茎が腐っていくのもありがちな症状の1つであり、治療としては腐敗部分の切除を行うていどです。治らないことも多々あります。
今回は、原因が肺魚の齧りグセだったので病気の心配はなく、シンプルにバルテリーを取り出すことが解決策です!
ちょっとしたことですが、日々いろいろな出来事が起こりますね。ではでは(^^)[st_af id=””]