◆ネマチャンドラとオテリアの種類。アルテルニフォリア、アングスチフォリア、アマゾンオテリア、アフリカンオテリアとは。
◆ネマチャンドラ・アルテルニフォリア
インド🇮🇳、バングラデシュ🇧🇩に分布するアナカリスと同じトチカガミ科の植物です。
流通品は透明感のある緑色が多いが、フィールドレポートでは魅力的な赤色も報告されており、100cmほどになります。
水槽内では有茎型なので、トリミングでコントロールが出来ます。
高光量と低ph、豊富な栄養分がキーポイントに。アナカリスとは異なり、育成にはそれなりの準備が必要に。
◆ネマチャンドラ・アングスチフォリア
ミャンマー🇲🇲、カンボジア🇰🇭、中国南部🇨🇳、タイ北部🇹🇭、ベトナム🇻🇳などに分布するトチカガミ科の植物です。
以前までブリクサ・ヴィエティとされていましたが、2014年にネマチャンドラ・アルテルニフォリアの亜種として記載されました。
葉の縁に細かい鋸歯が付き、バリスネリア・カウレッセンのようにランナーを伸ばし殖える。
◆アマゾンオテリア
ブラジル🇧🇷、パラグアイ🇵🇾、アルゼンチン🇦🇷に分布するトチカガミ科の植物です。
葉は線形、または、ヘラ型など…最大で2メートルになることもある品種ですが、水槽内ではそこまで大きくなりません。
葉色は緑から赤味をおびた茶色、赤褐色の短い盾模様が入ることも。
南米を代表する栽培難種で、高光量、二酸化炭素、まめな換水、低いphが有効です。現地では、流れのある所に自生するという情報も参考にしたい。
◆アフリカンオテリア
アフリカ、マダガスカル🇲🇬に分布するトチカガミ科の植物です。
よく見る細長い形で虎斑の入るものと、オバリフォリアに似た楕円形のタイプがあり、流通するのは前者です。
葉の長さ30~45cm、葉の柄が10~30cmになり、全体の高さ75cmほどになります。明るい緑色に赤茶の虎斑模様が入ります。
流通する同属の中では、最も育成が容易。大型レイアウトに◎。