◆後景に使える水草たち。タイガーバリスネリア、カボンバ・カロリニアーナ、イエロー、シルバーグリーンとは。
◆タイガーバリスネリア
別名バリスネリアsp.レオパード、ストライプ
オーストラリア🇦🇺に分布するトチカガミ科の植物です。
名前の通り、葉に赤褐色の虎斑模様が細かく入る。特に新葉は美しく鑑賞価値は高い。
全体的に黒っぽく締まって見えるため、後景に使っもぼやけた印象になりにくく、その前にある水草をきれいに見える効果も生む。
バリスネリアは全般的に丈夫といえるが、本種はとくに強健で初心者にも扱いやすいです!
◆イエローカボンバ
別名ゴールデンカボンバ
南米北部から中部に分布するシュンサイ科(ハゴロモモ科)の植物です。
大柄にして繊細さを併せ持つ南米産らしい美麗種。カロリニアーナ種の2倍に以上の大きさになる葉は特徴的な黄緑色で、葉先が非常に細く、つるつるとした触感。
育成には強光、二酸化炭素、ソイル系低床材の使用が求められます。弱酸性を好むためph降下剤も有効です。
◆カボンバ・カロリニアーナ
北米(ヨーロッパ、アジアなどで野生化)に分布するシュンサイ科(ハゴロモモ科)の植物です。
別名、金魚藻
分岐した糸状の葉を扇型に広げて対生させる。全体として房状になり、葉は緑色。
耐寒性、耐陰性に優れ、非常に強健で屋外内を問わず育成は容易。
金魚のおやつ、メダカの産卵草にも使えます。
日本各地でも野生化しているが、屋外への逸出にはくれぐれも注意。
◆ガボンバ・シルバーグリーン
ガボンバ・カロリニアーナの改良品種です。ドイツの故ハンス・バース氏のファームで作出されたもの。
各葉先が捻れ裏の白色が断片的に覗くため銀色に輝くように見えるのが特徴です。
育成はそれほど難しくないが、光は十分に当てたい!後景はもちろん中景にも重宝する。