◆水性シダ?タイワンファンやミズニラ科のイソエテス・ラクストリスとウォータースプライト
◆タイワンファン
別名アスプレニウムcf.ノルマーレ
アフリカ、マダガスカル🇲🇬、アジア熱帯地域に分布するチャセンシダ科の植物です。
陰湿な森林の渓流沿いの岩の上に生息します。常に水しぶきがかかるような半水性的にあるものは、やや透明な葉が観察されるが、水槽内では茎からすべて透明感のある沈水型へ変化します。
同属でアクアリウムプランツとして利用されるのは初めて。既存の水性シダ植物にはない雰囲気が魅力です。
成長は遅いものの、育成自体は難しくはありません。
◆ウォータースプライト
アフリカ、中東、南アジア、オーストラリア🇦🇺に分布するイノモトソウ科の植物です。
ミズワラビの仲間には葉が二型あり、ひとつはふつう我々が葉として親しんでいる栄養葉。
もうひとつが、繁殖に利用される胞子葉です。長さ47cmまで育ちます。
沈水、浮葉、湿生と様々な姿で育成することが可能。古くから観賞魚用の水草として親しまれています。
◆イソエテス・ラクリトリス
ヨーロッパ、北米に分布するミズニラ化の植物です。
ミズニラのような姿ですが、葉の内部は空洞になっており浮力があります。
そのため、植える際には外側の葉を数枚1cmほど残し、錨(いかり)の役割になるように植え、株元を押さえるようにすると浮きにくいです。
硬そうな見た目とは違い、実は柔らかいのはミズニラの特性。大きくなると株を2つに分けて増やすことが可能です。