◆ロタラ・ロトンディフォリア4品種。水草レイアウトにもオススメ。セイロン、福建省、グリーンとは。
◆ロタラ・ロトンディフォリア
Rotala rotundifolia
東南アジア、南アジアに分布するロタラです。現在のレイアウトには欠かせない素材になっているロタラの、最も基本となる種類。
大磯砂、二酸化炭素無しでも十分に育つ強健種で、赤系水草の入門種のひとつとしても数えられる。
条件の向上が目に見えやすく、ライトを強くすれば葉色は濃くなるなど変化がわかりやすく育成の勉強にもなります。
流通量はそこそこありホームセンターでも見られる品種です。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆ロタラ・ロトンディフォリア セイロン
Rotala rotundifolia Ceylon
別名セイロンロタラ
スリランカ🇱🇰に分布するロタラです。ミズハコベを連想させるような、薄い質感を持つ一風変わったロトンディフォリアのバリエーション。
やや黄色味がかるオリーブグリーンを持ち、派手さはないですが、嫌味のない使いやすい存在です。引き立て役としても重宝します。
流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆ロタラ・ロトンディフォリア 福建省
Rotala rotundifolia Fujian
中国🇨🇳南東部 福建省の湧水の流れ込む比較的水温の低い水田にあったというロトンディフォリアのバリエーションです。
水槽飼育では、ノーマル種同様の水温管理で問題なく、育成方法も準じます。強光下ではミズユキノシタのような渋いえんじ色になり、単なる赤系ロトンジとは一線を画します。
流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆グリーンロタラ
Rotala rotundifolia Green
東南アジアに分布する定番種。現在のレイアウトの最も重要なピースとなったロタラの礎
のひとつが本種です。この存在がなかったら、今のレイアウトはもっと違う流れになっていたのではないだろうか。
葉は細く明るい緑色で、細かい枝分かれを繰り返しながら上から下へと軽やかに下るように生長します。多種との重なり合いもナチュラルな装飾となります。
流通量はそこそこありホームセンターでも見られる品種です。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。
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