◆中景に使える水草4選紹介。ジュンクス・レペンス、ラージナヤス、ラヌンクルス・イヌンダトゥス、ペントルム・セドイデスとは。
◆ジュンクス・レペンス
Juncus repens
アメリカ🇺🇸、キューバ🇨🇺に分布する本種は、大所帯のイグサ科の中でも珍しい水槽向きの種類です。
ロゼット型と有茎型の中間のような、と表現されているのは、頭花から無性芽を伸ばす習性から来ています。光が強いと濃いオレンジ色に色付きます。
流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆ラージナヤス
Cyperaceae sp.
ブラジル🇧🇷に分布する水草です。硬い茎に長さ4~5cmのしなやかな葉を付け、緑白色でカールします。
肥料不足では白化しやすく施肥は欠かせません。とくに鉄分は重要かつ、水質は5.5~6.5と低くくすると良い。ソイル、強光、二酸化炭素も使用します。
流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆ラヌンクルス・イヌンダトゥス
Ranunculus inundatus
オーストラリア🇦🇺に分布する独特な葉姿の水草です。掌条複葉を形成し子葉は3または5個、深い切れ込みが入ります。
水質には弱酸性~弱アルカリ性まで広く対応しますが、強光と二酸化炭素の添加は必須で
す。慣れてくると成長は比較的早いです。
流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆ペントルム・セドイデス
Penthorum sedoides
アメリカ🇺🇸、カナダ🇨🇦に分布するタコアシ科の植物です。日本や東アジアに分布するタコノアシと同属で、よく似た姿をしています。沈水葉にはよく目立つ鋸歯が付きます。
自生地でも沈水化し、タコノアシよりもずっと水槽向き。強光、二酸化炭素の添加を揃えればゆっくり成長し、中景にも向きます。
流通量はそこまでなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。
|